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「実を結ばなければ次のW杯も同じ思いをすることになる」元日本代表が提言「ブラジルから“宿題”もらった」4年後へ、日本サッカー界に必要なこと
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水沼貴史Takashi Mizunuma
photograph byRyosuke Menju/JMPA
posted2026/07/02 11:01
ブラジル戦を通して浮き上がってきた日本代表の“宿題”とは何なのか
ブラジル戦の前半に見せてくれた佐野海舟(25歳、マインツ)のゴールは確かに“ゴラッソ”でした。ボールを自分で奪ってから前に運び、抜群の決定力が加わった素晴らしい一撃でした。しかし“ゴラッソ”は、毎試合何度もあるようなものではありません。だからこそ、森保ジャパンの真骨頂であるボールを前線に運ぶ動きを機能させることが必要でした。
選手交代は延長戦を意識したものだった?
後半に入るとブラジルの圧力は格段に上がり、日本はボールを奪ってもほとんど前を向くことができなかった。後ろ向きで必死にボールを奪っても、そこから前を向くためにプレーを連動させるのは並大抵なことではありません。ボール奪取をしてもその先が続かない。苦しい展開が続きました。
時間を追うごとに当然、疲労度は増していきます。日本は後半21分、堂安律(28歳、フランクフルト)と中村に替えて、菅原由勢(26歳、ブレーメン)と鈴木淳之介(22歳、コペンハーゲン)を投入しました。後半33分には今大会2ゴールと活躍していた鎌田大地(29歳、 クリスタル・パレス)も退きました。
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この交代について、「延長戦を意識したものだったのか?」という声もあるようですが、鎌田は自身で試合後に内転筋の張りについて言及し、「FKを蹴った際に軽くいった」と話していました。痛みもあったはずです。延長戦にむけたものではなく、積み重なった疲労による交代だったわけです。
4年後へ、彩艶ですら“競争”が必要
森保ジャパンは昨年12月に南野拓実(31歳、モナコ)が左膝前十字靭帯断裂、大会直前の5月には三笘薫(29歳、ブライトン)が左ハムストリングを負傷してW杯メンバーから外れました。本大会直前には主将の遠藤航(33歳、リパブール)が離脱。久保もオランダ戦で利き足の左膝を痛めてしまいました。
もし、このメンバーが全員揃っていたなら……そう思う方はたくさんいらっしゃると思います。W杯という大舞台でタラレバは禁物ですが、私もこの4人が躍動する姿を見てみたかった。それは偽らざる思いです。


