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「実を結ばなければ次のW杯も同じ思いをすることになる」元日本代表が提言「ブラジルから“宿題”もらった」4年後へ、日本サッカー界に必要なこと
posted2026/07/02 11:01
ブラジル戦を通して浮き上がってきた日本代表の“宿題”とは何なのか
text by

水沼貴史Takashi Mizunuma
photograph by
Ryosuke Menju/JMPA
サッカーW杯北中米3カ国大会で、日本代表は決勝トーナメント1回戦でブラジル代表と対戦し、1−2で敗れた。1−1同点の後半終了間際に逆転を許し、決勝トーナメント初勝利は夢と散った。大一番の中で見えた王国との歴然とした差、日本代表に残された“宿題”とは何か。元日本代表でサッカー解説者の水沼貴史氏に分析してもらった。
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今回こそ突破できると思っていたブラジル代表という「壁」はついに越えることはできませんでした。
「壁」を打ち破ることができなかった理由は、この試合で『ボールを奪ってから前線に運ぶ』という動きができなかったことに尽きると思います。それは森保ジャパンが8年間かけ積み重ねてきた『いい守備からいい攻撃』を完成させるために絶対に欠かすことができない潤滑油でした。
オランダ戦にあってブラジル戦になかったこと
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グループステージ初戦のオランダ戦を思い出してください。後半12分、中村敬斗(25歳、 ランス)が決めた同点ゴールの陰には、久保建英(25歳、レアル・ソシエダード)との前線に運ぶコンビネーションがありました。同スウェーデン戦の後半11分に奪った前田大然(28歳、セルティック)の先制弾も、マイボールになってからワンタッチで前に運ぶ完璧な崩しができていました。
残念ながらブラジル戦ではこの2ゴールのような動きがほとんどなかった。そもそも日本が押し込んで試合を進める時間帯がほとんどありませんでした。

