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“霊長類ヒト科最強の男”マーク・ケアーとは何者だったのか?「異常に発達した僧帽筋…ヒクソンしか勝てない」誇張ではなかったUFC時代の“本当の強さ”
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長尾迪Susumu Nagao
photograph bySusumu Nagao
posted2026/07/05 11:20
「霊長類ヒト科最強の男」と呼ばれたマーク・ケアー。その全盛期といえるUFC時代は、どれほどの強さだったのか
石井和義が言った「ケアーじゃ客は入らへん」
ケアーがUFCで活躍していた1997年。日本では10月にPRIDEが東京ドームで旗揚げイベントを開催した。メインイベントはヒクソン・グレイシーvs.高田延彦だった。ちょうどその頃、ほんの立ち話程度だったが、K-1創始者の石井和義から「いまUFCでいちばん強いのは誰か」と聞かれたことがある。ご存知の方も多いと思うが、石井はPRIDEの設立にも関与した人物だ。
そのとき私は迷わずマーク・ケアーの名前を出したのだが、石井が「ヒクソンとケアーじゃあお客さんは入らへんなぁ」と表情を曇らせたことを覚えている。確かにこの頃の日本では、ケアーの知名度は低かった。
それでも1998年以降、ケアーはUFCからPRIDEへと戦いの場を移すことになる。
<続く>
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