水沼貴史のNice Middle!BACK NUMBER
「実はブラジル戦を見据えて」森保一監督が描く“王者撃破”の青写真…4得点のFWヴィニシウスを封じる「スウェーデン戦に使わなかった」2人のキーマン
posted2026/06/28 11:01
ここまで4ゴールと絶好調のFWヴィニシウス・ジュニオール。その守備面の“穴“をフォローしているのがMFルーカス・パケタ(右)だ
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水沼貴史Takashi Mizunuma
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Getty Images
サッカーW杯北中米3カ国大会で、日本代表はスウェーデンと引き分け、グループステージを2位で突破した。日本時間6月30日未明に行われる決勝トーナメント初戦の対戦相手はブラジル。王者撃破の鍵はどこにあるのか? 元日本代表でサッカー解説者の水沼貴史氏に分析してもらった。
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W杯でブラジル代表に借りを返す日がやってきました。2006年、ドイツ大会の1次リーグ。ジーコジャパンが1−4と敗退して、ヒデ(中田英寿さん)が現役引退を決めたあの日以来、20年ぶりとなるW杯での対戦というリベンジの舞台がやってきます。
負ければ即敗退、という決勝トーナメントのブラジル戦に挑むにあたって、まず最優先でフォローしなければいけないことがあります。それが「時間」という難題です。
「中3日」12時キックオフという難題
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その1つめは、試合開始時間。次戦は現地時間29日の12時、そう、まさにランチタイムがキックオフ時間にあたります。お昼のど真ん中にキックオフを迎えるなんて、どんなに百戦錬磨の代表メンバーでもそうそう経験はない。これはブラジルも同じ条件ですが、まずこの珍しい試合開始時間に合わせて、いかに集中力を高めるかということが大事です。
2つめは、試合までの時間。グループステージ最終戦から決勝トーナメント初戦まで、日本代表には「中3日」しかありません。ブラジル代表は1日多い「中4日」。W杯において日程の過密さは仕方がないことですが、私の経験上でもこの1日の差は非常に厳しいと思います。W杯で過去全大会出場して5回も優勝しているブラジルと対戦するのに、日本の方が不利な条件が多いのです。これは大きなハンデですが、それでも決戦に合わせて選手たちはコンディションを維持しなければいけません。

