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「実はブラジル戦を見据えて」森保一監督が描く“王者撃破”の青写真…4得点のFWヴィニシウスを封じる「スウェーデン戦に使わなかった」2人のキーマン 

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水沼貴史

水沼貴史Takashi Mizunuma

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posted2026/06/28 11:01

「実はブラジル戦を見据えて」森保一監督が描く“王者撃破”の青写真…4得点のFWヴィニシウスを封じる「スウェーデン戦に使わなかった」2人のキーマン<Number Web> photograph by Getty Images

ここまで4ゴールと絶好調のFWヴィニシウス・ジュニオール。その守備面の“穴“をフォローしているのがMFルーカス・パケタ(右)だ

スウェーデン戦に出場しなかったキーマン

 しかし、そのハンデを跳ね返す、ポジティブな材料もあります。間違いなくブラジル戦のキーマンとなるDF冨安健洋(27歳、アヤックス)の存在です。今大会のブラジルの攻撃の軸である、FWヴィニシウス・ジュニオール(25歳、レアル・マドリード)とのマッチアップは、勝敗のポイントになると思っています。

 その冨安は、ご存知のようにスウェーデン戦に出場しませんでした。1−1と白熱した展開となり、7分もあったアディショナルタイムでは肝を冷やした場面もありましたが、森保一監督(57歳)は決して彼をピッチに送り出そうとはしませんでした。是が非でもスウェーデン戦で勝ちをもぎとりにいくなら途中出場は十分考えられましたが、それをしなかったのは次のブラジル戦での「キーマンは冨安」という構想があったからこそです。

ヴィニシウスの脅威と“穴”

 これまで日本がブラジルの攻撃の主軸に対して正面きってマッチアップできるような状況はありませんでしたが、冨安にはキャリアと実績があります。そして昨年10月に日本がホームでブラジルを撃破したときには招集されていませんでした。ブラジルの攻撃陣にとっては未知なる相手であり、日本代表にとっては最も頼り甲斐のあるDFです。

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 ヴィニシウスは基本的にチームの守備時に際には役割がほとんどない。はっきりいえば守備をしない選手でした。それはブラジル代表の脅威であると同時にウィークポイントでもありました。しかし、今は違います。

 ブラジル代表はおよそ100年ぶりとなる外国人指揮官をむかえました。イタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督です。守備力の目利きとしては世界トップクラスの監督であるアンチェロッティは、ルーカス・パケタ(28歳、フラメンゴ)にヴィニシウスのフォローを託しました。これが実にバランスよくハマっているのです。

【次ページ】 ボランチとして成長したもう1人のキーマン

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