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「実はブラジル戦を見据えて」森保一監督が描く“王者撃破”の青写真…4得点のFWヴィニシウスを封じる「スウェーデン戦に使わなかった」2人のキーマン
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水沼貴史Takashi Mizunuma
photograph byGetty Images
posted2026/06/28 11:01
ここまで4ゴールと絶好調のFWヴィニシウス・ジュニオール。その守備面の“穴“をフォローしているのがMFルーカス・パケタ(右)だ
ボランチとして成長したもう1人のキーマン
ヴィニシウスが守備をしなくてもパケタがしっかりカバーして、また同時に自身も左足からの強烈なシュートがある。これまでのウィークポイントだった部分をしっかり補ってW杯にやってきました。昨年10月に日本が勝ったときのブラジルとは違います。
日本にとってはよりパワーアップした相手と対峙することになりますが、冨安の存在は非常に大きい。さらに、もう一つポジティブな要素であるのが、今や、日本のボランチの柱となった佐野海舟(25歳、マインツ)の成長です。
佐野は昨年のブラジル戦にも出場しています。当時はどの局面においても自分で顔を出してボールを奪取して攻守の切り替えに奮闘していましたが、今は違う。自分がプレーに行かなくてもいい局面では周りを活かしてプレーできるようになりました。これはボランチとして一段、成長の階段をあがった証です。
大金星で森保ジャパンに根付いた「自信」
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佐野は、グループステージのオランダ戦、チュニジア戦とフル出場してきましたが、スウェーデン戦は出番なし。しっかりと休むことができました。ブラジル戦に向けて、冨安と佐野のコンディションが整えられたことは非常に大きい。スウェーデン戦を前に「絶対に勝ちに行く!」と宣言していた森保監督ですが、その一方でブラジル戦に向けても強かに兵を整えられたのはプラン通りと言えるでしょう。
ブラジル戦は日本が押し込まれる時間帯は間違いなく増える。それでも冨安と佐野がフル回転すれば、ブラジルに勝った昨年10月の日本代表とはまた違う戦い方で王者に対抗することができるはずです。一方で、一度でもブラジルに勝ったという経験から来る「自信」という2文字は森保ジャパンにしっかりと根をおろしている。サッカー王国に対して真っ向勝負を挑む大一番が、今から楽しみでなりません。
〈構成=久保武司〉


