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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
身長192cm「異次元のポテンシャル」…W杯で注目“規格外FW”後藤啓介(21歳)を生んだ“ジュビロの遺伝子”「最後は日本に戻ってプレーしたい、と…」
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中田徹Toru Nakata
photograph byGetty Images
posted2026/06/23 17:18
3年前にジュビロでプロデビューし、一気にW杯出場まで駆け上がった21歳の後藤啓介。関係者が語った“最年少代表選手”の素顔とは
最後は「日本に戻ってジュビロでプレー」!?
――その“志”と“ポテンシャル”とは何か、少し説明してください。
「“志”から言うと、自分がどういうフットボーラーになりたいか、どんな選手でどう活躍したいか、という明確な目標があった。野心もあった。世界で活躍して、ワールドカップで優勝したい。チャンピオンズリーグでプレーしたい。それでジュビロに戻ってきて元気にプレーする……そういうサイクルをキチンと啓介は考えていた。
ほとんどの選手がクラブを離れたら、なかなか戻らない。しかし啓介は『最後は日本に戻ってジュビロでプレーする』と言ってくれた。この言葉はアカデミーとして非常に嬉しいこと。クラブとしては、そういう気持ちを持てる選手を育てたい。これは一つのモデルケースになります。次に“ポテンシャル”。あの身長と、スピードとスキルにはポテンシャルを感じるよね。線は細いかもしれないけれど、スピードを見るとそれ(線の細さ)が特徴かもしれない」
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ジュビロでの後藤は実働1シーズン。それでも「これだけのポテンシャルを日本国内に留めておいてはダメだ」という思いで、藤田取締役は後藤をベルギーに送り出した。
「自分の感覚もありますが、クラブの理念ですよね。それはジュビロ設立時からの考えです。ジュビロの社長だった荒田忠典さんが『世界を目指そう』と語っていましたから」
――かつてのジュビロは世界を目指して超一流の選手を招いたり、残念ながら中止になりましたが、クラブW杯に向けて本気で取り組んでいましたよね。
「今のジュビロはそこまで大胆に『世界を目指す』とは言えない状況かもしれない。でも、そんな中でも選手個人では充分目指せる可能性がある。それはクラブのカラーとも言えます。
実際、『世界の一流を目指す』というのはジュビロの理念・DNAのなかにある。結果はともかく、その理念に基づいて行動することに価値があると思う。後藤、古川陽介(グールニク・ザブジェ→SVダルムシュタット98)、伊藤洋輝(シュツットガルト→バイエルン・ミュンヘン)がその代表例です」

