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「ハハ、木崎さん冗談ですよ」森保一監督が私の肩をポンポンと叩き…W杯密着記者が見た“森保監督の素顔”「約40分間、ファンと自撮りし続け…」 

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木崎伸也

木崎伸也Shinya Kizaki

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posted2026/06/21 11:03

「ハハ、木崎さん冗談ですよ」森保一監督が私の肩をポンポンと叩き…W杯密着記者が見た“森保監督の素顔”「約40分間、ファンと自撮りし続け…」<Number Web> photograph by AFLO

チュニジア戦、前日練習。雨の中、報道陣に挨拶して回る森保一監督

 元川さんは数年前に膝を痛めて松葉杖をついていた時期があったので、膝の状態を気にしたんだと思います。『逆転監督 森保一』で森保監督が練習時に記者の人数を数えているというエピソードも書きましたが、本当にいろいろなことを観察している監督ですよ」

「僕がパンチパーマだったとか言いすぎですよ」

――ナッシュビルの初日に、木崎さんも森保監督から話しかけられたそうですね?

「正確には僕から声をかけました。スタジアムで地元のファン向けにお披露目の練習があったのですが、通路ですれ違う瞬間があったんですね。僕が『逆転監督』の重版が2度かかったことを報告したところ、森保監督がこう言ったんです。

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『木崎さん、いろいろなところで僕がパンチパーマだったとか言いすぎですよ』と! 背中に一気に冷や汗がにじみました」

――確かに木崎さんはYouTube、ラジオ、NHK BSの番組などで、「18歳だった森保青年がマツダ入団初日にパンチパーマで現れた」という衝撃エピソードを繰り返し話していますもんね。

「そうなんですよ。ただ、僕が驚いて直立して固まっていたところ、すぐに森保監督が『冗談ですよ』と笑って僕の肩をポンポンと叩きました。森保ジョークの洗礼を受けました(笑)」

――他に気になったことはありましたか?

「そのお披露目の練習後、選手たちがバックスタンドにいるファンに対して写真撮影とサインに応じる時間があったんですね。森保監督はすべての撮影依頼に応じていました。約40分間、ファンから携帯電話を受けとって森保監督自らカメラのボタンを押すという流れです。まさにGoogle PixelのCMのような感じでした」

――約40分間とはすごいですね。

「森保監督は1度も断りませんでした。意識しているかわかりませんが、W杯に向けて徳を積んでいると思いました。日本代表が乗るバスやナッシュビルの練習場のジムには、『誇り』、『責任』、『覚悟』、『礼節』、『団結』という5つの理念が掲げられています。森保流の誠実さは地元在住の日本人だけでなく、アメリカの人にも響いたと思います」

5月28日発売の書籍『逆転監督 森保一』(著:木崎伸也)。2年半以上の徹底取材と複数回の本人インタビューから、森保監督の“したたかな勝負師”としての顔に迫った一冊
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