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「取り換えの利かない選手」久保建英の痛すぎる負傷…もし欠場なら穴は埋まるのか?「惨敗後、監督が電撃交代」チュニジアを攻略する“代替案”を考察
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戸塚啓Kei Totsuka
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/06/17 17:05
オランダ戦の後半に左膝を負傷し、うつむきながらピッチをあとにする久保建英
久保建英が「取り換えの利かない選手」である理由
相手の守備ブロックを外側から破壊する手段として、ドリブル突破は有効な手立てとなる。その脅威を、日本はオランダ戦で体感した。
左ウイングのコーディ・ガクポを、堂安律と久保のダブルチームでほぼ封じた。守備ブロックを外側から破壊されることはなかったが、50分に縦突破を許しそうになるシーンがあり、堂安がファウルで止めた。フィルジル・ファンダイクに喫したヘディングシュートは、このファウルで与えた直接FKの流れからだった。
チュニジアと対峙する日本には、中村と伊東純也がいる。オランダ戦でも1対1の局面で勝負を仕掛け、伊東はジョーカー的な働きで同点弾を導いた。
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5枚目の交代カードでピッチに立った塩貝健人も、直線的かつ力強いドリブルをする。三笘を欠いているものの、ブロックを切り裂く「個」はいる。
ドリブラーによるサイドからの局面打開と並行して、ブロックの内側への侵入も狙いたい。具体的には、ブロックの内側へいかに縦パスを差し込めるか。チュニジアのMFの背中へボールを通せるか、である。
MFの背中を取る重要性も、オランダ戦から読み取れる。64分に喫した2点目を巻き戻すと、ライアン・フラーフェンベルフが5バックと3人のMFの間でボールを引き出している。前田大然と鎌田大地の間に立ち、彼らふたりの背中を取った状態で、右CBのヤンポール・ファンヘッケのパスをレシーブした。前田と鎌田がすぐに食らいつき、佐野海舟も間合いを詰めるがボールを奪い取れず、クリセンシオ・サマーフィルにつながれたのだった。
日本代表では、久保が守備ブロックの「間」でボールを受けている。受けるだけでなく瞬時にターンし、ドリブルで運ぶ、パスを通すといったように、複数の選択肢を持つことができる。なおかつ、ギリギリで選択肢を変えることができる。3-4-2-1の右シャドーのポジションで、彼が取り換えの利かない選手となっている主因である。

