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「2年弱サッカーから離れていました」冨安健洋が明かす“怪我との戦い”…イングランド戦を見て感じたこと「W杯優勝を目指すならあのやり方なんだろうな」
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豊福晋Shin Toyofuku
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/06/25 17:00
前回W杯以降、右膝の怪我に苦しんできた冨安だが、今年2月にようやく戦列復帰を果たしW杯日本代表メンバーに選ばれた
それでも前を向き続けたのは、できるだけ早くピッチに戻り、2度目のW杯に万全の状態で挑むという目標があったからだ。今冬にアヤックスへの移籍が決まり、3月のフェイエノールト戦では相手の鍵となる選手を完全に封じる、圧巻の対人能力をみせた。このパフォーマンスに関しては、5月15日のメンバー発表会見も含め、森保一監督が何度も言及している。
「W杯優勝を目指すなら、あのやり方」
この試合で違和感を感じたことで日本代表の英国遠征は参加しなかったが、外からイングランド戦を見て感じたこともあった。
「W杯優勝を目指すなら、あのやり方なんだろうなと。イングランド戦だけじゃなくて、ブラジル戦もそうでした。意図的ではなかったと思いますが、前回大会でもしっかり皆で守ってカウンターで点を取り、守り切って勝った。前回大会は結果的にああいう形になったという見方を僕はしてます。今回はそれを超える完成度で、チームとしてより成熟させた中で大会に臨める。選手の認識としても、やらされているのではなく、このやり方でいくというメンタリティになるだけでも結果は変わってくる。そこの共通認識は必要だと思います」
冨安が考えるビルドアップの方法論
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イングランドを前に高い守備意識で試合に入り、ボール奪取からの素早い攻めで仕留める。優勝を見据える上でウェンブリーで見せたやり方は軸となりうる。一方で、相手によってはより主体的な戦い方を選択する場面も出てくるだろう。その上で冨安が考えるのが、彼なりのビルドアップの方法論だ。
「イングランド戦もそうでしたが、今の代表には一発で刺して、そこから得点を取れる選手もいます。前線に刺せる力と、奪った後に打開していく能力がある選手たちが揃っている。主導権を握って試合を進めることも必要になります。W杯は相手がボールを握る試合ばかりじゃない。自分たちが持つ時間も絶対に出てくるし、前回大会ではコスタリカに負けています。色んなやり方を持つことが大事になる。
イングランド戦はビルドアップで前進して相手陣内まで行ってボールをキープすることはあまりできませんでした。でも相手陣内に入るやり方はビルドアップだけじゃなく、長いボールを蹴るのもアイデアのひとつ。みんなが長いボールを蹴るという共通認識を持って、アドバンテージを作った状態でプレーすればそれでファイナルサードにボールを進められる。どこかに位置を作ってそこに蹴れば、簡単にウイングのところで1対1になったりする。それはアーセナルのアイデアですね。アーセナルも蹴ることを否定的に見られることもありますが、それでファイナルサードでウイングが1対1でボールを持つことができれば、結局は一緒のこと。他にも戦術のひとつとしてチームに持っていきたいアイデアもあります」
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