将棋PRESSBACK NUMBER

「に、24歳で」藤井聡太“最年少永世名人”へ王手…あと4年もチャンスがあるという衝撃「同学年の伊藤匠二冠も勝負強過ぎ」観る将マンガ家ビックリ

posted2026/06/03 17:01

 
「に、24歳で」藤井聡太“最年少永世名人”へ王手…あと4年もチャンスがあるという衝撃「同学年の伊藤匠二冠も勝負強過ぎ」観る将マンガ家ビックリ<Number Web> photograph by 日本将棋連盟/Junsei Chida

5月の将棋ハイライト。各種イラストは関連記事などからご覧になれます!

text by

千田純生

千田純生JUNSEI CHIDA

PROFILE

photograph by

日本将棋連盟/Junsei Chida

 サッカーW杯、優勝を目指す日本代表が注目を集めている初夏ですが……将棋界も負けず劣らずの“激アツ月間”でした。藤井聡太六冠の名人戦防衛ロード、伊藤匠二冠のタイトル戦線、羽生善治九段のベテラン健在ぶり、さらには女流棋界や新世代の動きまで――まるで大型連休どころではないほど話題が次々と飛び出しました。今回もイラストとともに、2026年5月の将棋界を振り返っていきましょう!

1)藤井六冠、永世名人資格へ王手

 まず何と言っても中心にいたのは藤井聡太六冠でしょう。

 3月には王将戦で永瀬拓矢九段に1勝3敗、棋王戦では増田康宏八段に1勝2敗と、それぞれカド番に追い込まれながらも逆転防衛。まるでRPGのラスボスが第二形態、第三形態へ進化するかのような粘り腰を見せました。そして4月から始まった名人戦七番勝負。挑戦者は「ダニー」の愛称で知られる糸谷哲郎九段でした。A級順位戦を10位スタートから駆け上がり、永瀬九段とのプレーオフを制して初の名人挑戦を決めた糸谷九段。将棋界でも屈指の個性派として知られ、超早指しと独創的な構想力でファン人気も高い棋士です。しかし、その相手に対して、藤井名人は4連勝での防衛劇。気づけば「永世名人」資格である通算5期まで「あと1期」としました。記録について調べた担当編集さんは、こんな風に言っていました。

ADVERTISEMENT

「2026年5月時点での『最年少永世名人』資格達成者は1976年、中原誠十六世名人の『28歳』です。中原先生の記録も凄まじいものですが、現時点で23歳の藤井名人は、来年『24歳』での永世資格達成のチャンスが来るという。もっと言えば、最年少記録更新まであと4年はチャンスがあるんですよね」

 果たして2027年、「藤井永世名人」の誕生なるか……早くも1年後の名人戦も楽しみで仕方ありません!

2)伊藤匠二冠、“藤井世代の両巨頭”へ

 そして5月最大級のトピックが伊藤匠二冠です。叡王・王座を保持する23歳は藤井聡太六冠と同学年であり、将棋界をけん引する存在と言っても過言ではありません。

【次ページ】 3)渡辺九段の復帰、女流二強も熱い

1 2 NEXT
#藤井聡太
#伊藤匠
#渡辺明
#福間香奈
#羽生善治

ゲームの前後の記事

ページトップ