ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
「日本で野球を終えてもいい、と」頼れる新リリーバー・DeNAルイーズは生真面目だけど実は…「気づくとブルペン捕手とイチャイチャしている(笑)」
posted2026/06/01 17:00
今季ベイスターズに加入し安定感のあるリリーフを見せているルイーズ。ベネズエラ出身らしからぬ(?)真面目な性格の“真の顔”とは…?
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph by
JIJI PRESS
野球大国ベネズエラ出身。ラテン系特有の陽気さがあふれ出る選手なのかと思いきや、その表情は常にシリアスであり、口調は静かなものだった。
今シーズンから横浜DeNAベイスターズに加入した右腕リリーバーのホセ・ルイーズは、異国でプレーする日々を次のように語った。
「とても楽しくやらせてもらっていますし、チームの雰囲気もすごくいい。日本の野球は規律が正しく、それでいて熱気にあふれていて、選手たちがエネルギーを持ってグラウンドに立っているのがすごく好きですね」
ADVERTISEMENT
どこか威厳を漂わせつつも、時折見せる、はにかむような笑顔がとてもチャーミングだ。
日本野球へのリスペクト
「春季キャンプでは、皆が朝早くからグラウンドに来て、入念に練習前の準備をしていることにすごく感銘を受けて、自分でもそれを採り入れました」
真面目な人間性。日本の野球をリスペクトしている様子が伝わってくる。
シカゴ・ホワイトソックスをはじめアリゾナ・ダイヤモンドバックス、フィラデルフィア・フィリーズなどで活躍し、9年間でMLB通算282登板した経験豊富なリリーバーであり、ストレートのアベレージは150kmを越えるパワーピッチャー。落ち着いたマウンドさばきも堂に入っている。
1年目の今季は、ここまで17試合で投げ、1勝0敗6ホールド、防御率2.20(5月31日現在)という成績を残し、四球もわずか1。10試合連続無失点を記録するなど、ビハインドやリードの場面問わずマウンドに立つ頼りになる存在だ。ここまでのピッチングについて、ルイーズは次のように語った。
「今のところ上手く順応できていると思っています。日本のバッターはMLBと違って三振を取るのが難しいのですが、自分としては持ち味であるゾーンをどんどん攻めるピッチングでスイングをさせてアウトが取れているので、いい結果に繋がっていると思います」
チェンジアップを効果的に使えているわけ
来日前、ルイーズはストレートとパワーカーブが持ち味の選手と聞いていたが、日本での投球を見るかぎり強さのあるストレートを軸に、緩急と落差のあるチェンジアップを効果的に使いゴロアウトを量産している。来日当初のオープン戦ではボールにバラつきがあり、若干安定感を欠いていたが、ここに来て非常にいい状態だということがわかる。

