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「『マジか』という感じでした」社会人野球の名門・パナソニック野球部が休部…選手たちの胸中は? 35歳の新監督は「結果で恩返しするしかない」 

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沢井史

沢井史Fumi Sawai

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photograph byFumi Sawai

posted2026/05/27 17:26

「『マジか』という感じでした」社会人野球の名門・パナソニック野球部が休部…選手たちの胸中は? 35歳の新監督は「結果で恩返しするしかない」<Number Web> photograph by Fumi Sawai

今季限りでの休部が発表されているパナソニック野球部で、最期の監督となる35歳の井上貴晴氏

 4月下旬に行われた各地区の連盟が主催する地区大会のひとつでもあるJABA京都大会。Ⅾブロックのチームとして出場したパナソニックのベンチは、そんなネガティブなニュースを感じさせない明るさがあった。

 ヒットが出れば全員が大きな声で喜び、ピンチでも手を叩きながらチームメイトを鼓舞する。全員で戦い抜こう、勝ち切ろうという雰囲気が耳を傾けるだけでも痛いほど感じられた。

 三菱WESTとの試合は、2-2のまま終盤を迎え、7回に1死一、三塁から犠飛で勝ち越し、8回にも同じく1死一、三塁から内野ゴロで追加点を挙げ、4-2で初戦を白星で飾った。試合後、井上監督はホッとした表情でこう述べた。

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「我々はそんなに派手な野球をするチームじゃないので、打つ、打たないとか、抑える、打たれたとかはもう抜きにして、やれることをしっかりやっていこうとずっと言ってきたんです。

(今日の試合は)小さなミスもあったけれど、周りもカバーしてくれた。打線も自分が決める、という選手も必要ですけれど、後ろに繋いでくれたので効率的に点が取れたのかなと思います。次の大会どうこうではなく今日の試合、明日の試合のことだけを考えてきました。目の前の試合に集中する環境を我々が作ってあげたいと思っています」

「休部になるから割り切って…目の前に全力を」

 そして選手たちの表情についてもこう触れた。

「逆に休部になるから割り切ってやってくれる。目の前の試合を全力でやっている。そういう姿勢はすごくありがたいです。とにかくもう、目の前のことだけに全力を注ぎたい」

【次ページ】 76年間の歴史の果てに…どんな道を歩むのか

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