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りくりゅう引退秘話「つらいことも2人で乗り越えて」少女・三浦璃来が木原龍一と出会い“凛とした女性”になるまで…背景に「コーチの目利き」

posted2026/05/07 06:00

 
りくりゅう引退秘話「つらいことも2人で乗り越えて」少女・三浦璃来が木原龍一と出会い“凛とした女性”になるまで…背景に「コーチの目利き」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

2019年NHK杯でのりくりゅうペア。少女時代の三浦璃来を知る恩師が語る秘話とは

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引退を表明した「りくりゅうペア」の原点について、恩師に聞いた記事の凝縮版をお届けします。

つらいことも2人で乗り越えてきた

 ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得し、今季限りで競技からの引退を発表したフィギュアスケートの三浦璃来・木原龍一ペア。

「ペアを結成してからも、お互いがお互いのために努力し合えるそういった仲になったので、つらいことも2人で乗り越えてきたのかなって思います」

 三浦は引退会見でこう語るなど、凛とした女性アスリートとしての姿を見せたが――2人の出会いのきっかけとなった「ペア教室」で少女時代の三浦を指導した若松詩子さんは、当時を振り返り、こう語る。

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「まさかここまでの選手になるとは当時は全く想像していませんでした」

 日本スケート連盟(JSF)が2014年に始めたペア発掘事業「ペア教室」。フィギュアペア元カナダ代表の経歴を持つ若松さんは、そこで小学6年生の三浦と出会った。若松さんの目には、三浦は当初から「ペアの申し子」のように映っていたという。

「スロージャンプを最初は怖がっちゃう子も多いんですけど、璃来ちゃんは飛ばされても『イエーイ!』みたいな感じで、楽しそうでしたね。リフトもスローも羨ましいぐらいに上手でしたし、瞬発力もありました」

 ペア競技では技術以上に恐怖心がないことが重要だと若松さんは言う。萎縮は怪我に繋がりやすく、「全然大丈夫です」と言える子の方が向いている。三浦はまさにそのタイプだった。

「あの璃来が、まさか」と語る指導者の本音

 しかし、若松さんは三浦の才能を認めつつも、のちの金メダリストとしての姿は想像できていなかった。

【次ページ】 「あの璃来が、まさか」と語る指導者の本音

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