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メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
「村上宗隆はなぜメジャーの速球を打てるのか」NHK解説者も予想外だったホームラン量産の理由「際立つ対応力…シーズン70発すら期待させる」
posted2026/05/06 11:03
村上のアーチ量産ぶりはNHK解説者の小早川毅彦氏も予想していなかったほど。活躍の要因を探ってもらった
text by

小早川毅彦Takehiko Kobayakawa
photograph by
Nanae Suzuki
5月に入ってMLBも開幕から1カ月強。ここまで日本人打者が大いに盛り上げてくれていますね。今回は、彼らの活躍に僭越ながら“通信簿”をつけてみたいと思います。
まずは何といっても、リーグトップタイの14本塁打(日本時間5月5日現在、以下数字は同)を放ったホワイトソックスの村上宗隆選手です。正直申し上げて、村上選手のここまでの活躍は、開幕前には予想できませんでした。もの凄い本塁打ペースで、驚きと言っていいと思います。
スピードボールに素早く対応できている
私は開幕前には、同じくメジャー初挑戦の岡本和真選手(ブルージェイズ)とともに、彼らの課題はスピードボールへの対応だろうと考えていました。100マイル(約160km)を打てというのは極端にしても、やはりNPBよりは全体的に球速が上がってくるなかで、そこに慣れるまではある程度の間、苦労するのではないかと思っていたんです。
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ところがふたを開けてみれば、村上選手は14本中9本は速球系のボールをホームランしていますし、岡本選手も半分以上は速球系をスタンドに運んでいます。村上選手は春のキャンプから、足の上げ方をこれまでより少し小さくするなど、タイミングの取り方を変えて臨んできていましたし、シーズンが開幕してからも日々フォームを微調整しているようです。非常に考えて対応策を練っている結果なんだなと。
その村上選手の打席のうち、ホームランと三振とフォアボールという、野手に関係ないリザルトの率が極めて高いということがアメリカでも話題になっているようですね。ただ私の考えでは、まあ多少特異な結果ではあってもこれは問題ありません。三振の数を気にする必要はまったくなくて、きちんと四球を取れていることを評価すべきでしょう。


