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「良くないことも言われました」三笘薫が現地記者たちを笑わせた話…W杯で対戦、ブライトンで一番仲良しのチームメイト「彼とは食事をしながら話す」
posted2026/04/15 17:01
4月11日、途中出場したバーンリー戦。勝利後にチームメイトと笑顔を見せた三笘薫(28歳)
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田嶋コウスケKosuke Tajima
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AFLO
日本代表MFの三笘薫がブライトンに帰ってきた。
3月31日に行われたイングランド対日本戦で決勝ゴールを奪い、1−0の歴史的勝利に貢献した三笘。4月11日のプレミアリーグ、バーンリー対ブライトン戦でメンバー入りし、後半35分から途中出場を果たした。
この日はベンチスタート。代表戦の前に負った左足首の怪我の影響か、あるいは代表戦での疲労の影響かと不安視されたが、三笘は「ベンチスタートは普通に監督の判断だと思います」と語る。ファビアン・ヒュルツェラー監督は連勝中のチームの勢いを重視し、前節リバプール戦と同じ両翼で今回のバーンリー戦に臨んだ。
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試合はブライトンが2−0で勝利。アディショナルタイムを含め、三笘は約17分間ピッチに立った。
試合後、三笘は自身のコンディションについて「代表戦の後も問題なくやれている。代表戦の時と同じぐらいかなと思います」と説明した。そして、恩師ロベルト・デゼルビ監督が新たに就任したトッテナムとの次節に向け、気持ちを高めていた。
「良くないことも言われました…」
イングランド代表戦で、三笘は鮮やかなチームプレーから華麗にネットを揺らした。イングランド代表がアジア勢に敗れるのは初めてのこと。しかも、イングランドにとってホームであり、サッカーの聖地でもあるウェンブリー・スタジアムでの黒星だった。
「あくまでも親善試合」、「イングランドはテスト色が強かった」──そうした意見もあるだろう。しかし、こうした見方はあくまで一面的に過ぎない。イングランドがウェンブリーで無類の強さを誇ること、さらにW杯前最後のホームゲームだったことを踏まえれば、日本の勝利の意義は極めて大きいと言える。とりわけ、1993年にプロリーグが発足して約30年しか経っていない日本サッカーの歴史と、その急速な進化を思えば、なおさらだ。
そこで三笘に聞いてみた。「日本代表のユニホームを着て、ウェンブリー・スタジアムで戦ったことについて、改めて感じたことを教えてください」と。三笘はこう話した。
「なかなか経験できないことだったと思います。多分これから先もないかなと思う。その中で、日本代表の一員として勝利できたのは大きな記録として残る。ただ、あの試合は本番ではない。これからが大事です。みんなも、そのことは分かっていると思う。ここからが大事。コンディションが大事ですね」
ウェンブリーで見せた華麗な一発を受け、ブライトンに戻った三笘はチームメートから声をかけられたという。
