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「あの仏頂面だった松山英樹が…取材拒否したマキロイが…」マスターズ優勝で人が変わった? 2人からにじみ出る“王者の品格”「甘い誘惑にも負けなかった」
posted2026/04/14 11:04
15度目のマスターズは12位タイに終わった松山英樹
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舩越園子Sonoko Funakoshi
photograph by
Jared C. Tilton/Getty Images
第90回マスターズは、昨年覇者のロリー・マキロイが史上4人目の連覇を達成し、世界中のゴルフファンを歓喜させて幕を閉じたが、一方で、今年のマスターズは、日本の期待を背負う松山英樹にとっては、2021年の初優勝から5年となる節目の大会だった。
残念ながら松山は、優勝争いには絡むことができず、12位タイに終わったが、好プレーを披露して、日本のファンを盛り上げてくれたことは間違いない。
それにしても、「あれから5年」と言うと、もう5年も経ったことに驚きさえ感じさせられる。だが、松山のマスターズ出場は今年が13年連続15度目で、マキロイは18年連続18度目。その長さに比べたら、5年という歳月は、むしろ短く感じられる。
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北アイルランド出身のマキロイは36歳、日本出身の松山は34歳。同世代のこの2人のマスターズ挑戦記は、よくよく眺めてみると、ところどころで、お互いにリンクし合っているから面白い。
石川遼らと注目を集めた10代トリオ
マキロイが初めてマスターズに出場したのは2009年だった。
その年の2月に欧州ツアー(現DPワールドツアー)のドバイ・デザート・クラシックを19歳の若さで制したマキロイは、直後にPGAツアーにデビューし、マスターズに初めて挑んだ。
その2009年大会には、当時19歳のマキロイ以外に、18歳だったダニー・リー、17歳だった石川遼も出場しており、3人は「ティーンエイジャー・トリオ」と呼ばれて注目されていたが、その中で予選通過を果たしたのは、マキロイだけだった。
だが、2日目のアテスト後に、マキロイには、こんな物言いがついた。

