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藤井聡太“不調だった説”「ほとんどの人はAIの評価値しか…」永瀬拓矢がズバリ語る一方で「能力の持ち腐れですよ、持ち腐れ」にじむ王将戦の無念

posted2026/04/12 06:02

 
藤井聡太“不調だった説”「ほとんどの人はAIの評価値しか…」永瀬拓矢がズバリ語る一方で「能力の持ち腐れですよ、持ち腐れ」にじむ王将戦の無念<Number Web> photograph by Shintaro Okawa

2026年に入って“不調説”が流れた藤井聡太六冠だったが、永瀬拓矢九段はそれについてハッキリと言及した

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大川慎太郎

大川慎太郎Shintaro Okawa

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 第75期ALSOK杯王将戦は藤井聡太王将(23歳)がフルセットの末、4勝3敗で挑戦者の永瀬拓矢九段(33歳)に勝利して5連覇を果たした。その対局直後、永瀬が旧知の記者に語った真相とは。〈NumberWebインタビュー/全4回。棋士の肩書・段位は初出以外省略〉

「藤井とのVS再開は?」「始めないですよ」

 王将戦第7局の将棋の内容について、ある程度は理解できた。しかし、永瀬に聞きたいことはまだたくさんあった。

 東京行きの新幹線は、藤井の住む愛知県を通り過ぎていた。1年以上も再開していない藤井とのVS(1対1の練習将棋)は、どうなるのだろう。また永瀬が新幹線に乗って、愛知を頻繁に訪れる時は来るのだろうか。

 すると永瀬は「始めないですよ」と簡潔に答えた。意外だった。以前はあれだけ藤井との対局を熱望していたのに。思わず「もうやらないんですか?」と訊くと……。

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「藤井さんとのタイトル戦を目指していきたいです。なかなか日程も合わない気がするんですよね。王位リーグのほかにも、いろいろあるので。それに藤井さんもお忙しいでしょうし」

 確かに2人とも多忙を極めているが、以前もそうだったのではないか。やはりタイトル戦で頻繁に当たるようになってきてから、2人の関係性が変わってきたような気がする。

 仲が悪くなったとかそういうレベルの話ではない。永瀬は「藤井さんと将棋の話はしたいんですけどねえ。やっぱりVSと真剣勝負は違うものですから」と語った。やはりそうなのだ。タイトル戦で藤井と頻繁に戦うようになると、もう練習では物足りないのだ。

 これは永瀬のステージがはっきり上がったことを意味する。

 そして「藤井さんが(タイトルホルダーとして)待っているので、私が(挑戦者として)そこに行くのが自然かなと。タイトル戦で指したいんですよね」と繰り返した。

端的に言って、藤井さんの調子についても

 藤井について、さらに尋ねた。

【次ページ】 4勝4敗…対藤井戦の勝率が上がったのが収穫です

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