テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
「オオタニ、そんな凄いの?」大谷翔平より“山本由伸ヨッシー人形”目当ての米ゲーマー「でもそれで野球を好きになる人も」ドジャース救援陣も行列
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph byRyan Sirius Sun/Getty Images,Naoyuki Yanagihara
posted2026/04/09 11:00
今やドジャースのエースである山本由伸。スーパーマリオシリーズで人気の「ヨッシー」とコラボしたボブルヘッドデーが設けられた
直球は今春最速99.5マイル(約160.1キロ)を計測。黒星が付いても及第点の内容に試合後、「自信はそんなになかった。僕が一番不安だった。今年に入ってから一番いい球を投げられた」と胸を撫で下ろしていた。
初登板だが結果が求められる試合だっただけに、これで先発ローテーションに踏みとどまったことは佐々木にとって大きかった。佐々木はマーク・プライアー投手コーチら首脳陣と投球フォームの修正に取り組んでいることを明かし、「やっていることに自信を持ってやっていきたい」と前を向く姿が印象的だった。
大谷については「いずれ打つ」
大谷は初回先頭で13打席ぶり安打となる左前打を放った。2025年8月24日のパドレス戦から35試合連続出塁へ伸ばし、22年9月から23年4月に記録した自己最長に王手をかけた。
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1点を先制された直後の3回無死一、二塁では二塁走者ミゲル・ロハスが痛恨のけん制死。大谷も中飛に倒れて好機を生かせず、開幕3連勝で止まった。まだ本塁打がない大谷を含めて自慢の上位打線は軒並み打率2割以下のスロースタート。ロバーツ監督は「いずれ打つ」と心配していない様子だった。
3年ぶりに投打二刀流で開幕を迎え、3月31日のガーディアンズ戦は「1番・投手兼DH」で今季初登板する。指揮官は「6イニングを目安に考えている。効率が良ければ7イニングもある。柔軟に対応する」と期待した。
由伸&ヨッシーのボブルヘッドに大行列が
《3月31日 ガーディアンズ戦(ユニクロフィールド・アット・ドジャースタジアム)◯4-1》
午後2時過ぎ。まだ一般開場まで2時間ほどある時間帯にもかかわらず、球場正面入り口に長蛇の列ができていた。すぐに察しが付いた。この日が米国で公開初日だった映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー」のプロモーションとして、人気キャラクターのヨッシーと「ヨシ」の愛称で知られる山本がコラボレーションしたボブルヘッド(首振り人形)が来場者先着4万人に配布される日だった。
ボブルヘッド目当てにドジャースファンはもちろん、スーパーマリオファンも多数行列をつくり、ヨッシーの着ぐるみなどコスプレをする人も多数いた。現地時間午後7時10分試合開始にもかかわらず、先頭のファンは午前4時から並ぶほどで午後2時時点で約300人以上が開場を待つ熱狂ぶりだった。
私はこの行列の様子を撮影し、先頭から2番目に並んでいたヨッシーのTシャツ、そして別々のヨッシーの帽子を被っていた男性2人組に声を掛けた。2人はデービッド・モールさん、ダニエル・モールさんという双子の兄弟だった。デービッドさんは「僕たちは41歳か42歳。いくつになったっけ?」と笑みを浮かべ、話し始めた。


