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「まるで別人」WBC絶不調→ソフトバンクで復活…近藤健介のナゾ「改造したフォームを戻した?」現地記者の質問、近藤本人は強く否定した“打撃の話”
posted2026/04/01 11:04
WBCで不調も…ソフトバンクで復活。そのウラ側を近藤健介に聞いた
text by

田尻耕太郎Kotaro Tajiri
photograph by
Hideki Sugiyama
WBCで13打数無安打と苦しんだソフトバンクの近藤健介。ペナントレースに向けて心配の声も上がった中でまるで別人……いや、寧ろ「本当の近藤健介」という姿を取り戻している。
「その話はもうよくない?」小久保監督の不満
開幕カードの日本ハム戦でいきなりの大活躍だ。3月27日開幕戦の第2打席。日本ハムの開幕投手で侍ジャパンではWBCを共闘した伊藤大海からライトスタンドに叩き込む同点1号ソロを放った。翌28日は0-2で迎えた5回裏2死満塁の絶好機で走者一掃の逆転タイムリー2ベース。3戦目の29日も3打数2安打2四球ときっちり仕事を果たした。
この3試合で10打数5安打1本塁打4打点。まだ始まったばかりだが、開幕カードを終えた時点での打率.500はパ・リーグ首位打者で、出塁率.643と長打率1.100もリーグ1位。目下のライバル相手にスイープを飾ったチームとともに近藤自身もこれ以上ない好スタートを決めたのだった。
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WBCから一転、復活のウラ側に一体何が。
我々はストーリーをつい求めたくなる。だが、そんな下心を、小久保裕紀監督に「その話はもうよくない?」と一蹴されてしまった。
「年間に3試合ノーヒットなんて誰にでもありますよ。それがあの時期に来ただけ。(近藤は)技術がある選手。だから、何の心配もしていなかった」
たしかにWBCという大舞台だったため“13の0”が悪目立ちしたと言えば、それまでの話だ。
だが、単なる不振に映らない、見過ごせない事象があったのも確かだった。

