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「“色”が見えにくかった」WBC日本・井端監督「たった一度だけ」ホンネが見えた場面は?…元代表スコアラーが明かす“意外な瞬間”「ここで手を打つんだ…と」
posted2026/03/28 06:04
準々決勝のベネズエラ戦に敗れ厳しい表情を見せる井端弘和監督
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Nanae Suzuki
今大会の侍ジャパンは、ベネズエラに敗れ早期敗退という結果に終わった。
だが、2017年WBCで日本代表のスコアラーを務めた志田宗大は「成績とは別の次元で日本野球の“変わり目”を感じさせる大会だった」と語る。
スモールベースボールからパワー野球へ。その象徴は、昨年ドジャースで55本塁打をマークした大谷翔平である。チャイニーズ・タイペイ戦の第1打席、大谷が放った打球速度は188.5km。メジャーリーガーをもしのぐ規格外の数値だった。
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志田は「派手さがあるなかにも、絶対にミスショットしない細心の注意が入っていました」と語る。
元スコアラーが見た「井端野球」――“色”が見えにくかった理由
一方で、指揮官・井端弘和の「“色”は見えにくかった」と志田は言う。
1次ラウンドでは開幕から3試合、捕手を替えただけで不動のスタメンを起用し続けた。タレント軍団を擁しながら、井端は“動かぬ将”のように映り続けた。
その背景には、井端という人物の特質がある。
志田がかつてともに戦った際、一塁コーチだった井端は「このピッチャーのモーションはこうだから」「こういうところを見ておいてくれるかな」と、自らスコアラーに情報を持ち込んでくることがあったという。
「本来はスコアラーがコーチに情報を与えないといけないんですけど、井端さんから情報をいただくケースが多かった」
そういう指導者は数少ない、と志田は言い切る。
データを自ら収集し、静かに勝利を組み立てる。それが井端弘和という人間の本質だ。だからこそ、表に出る“色”は薄くなる。
一方で、日本が戦った5試合の中では、そんな井端監督の思惑が見えた「たった一度の瞬間」があったという。果たしてそれはどの場面だったのか――元スコアラーが語った詳細は、本編で詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
