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「ふたりで“申し訳ない、申し訳ない”と…」木原龍一と高橋成美はなぜペア解消したか?「三浦さんとブルーノがすべて変えてくれた」悩む木原に訪れた“最大の転機”
posted2026/03/10 06:00
高橋成美とペアを組んでいた時代の木原龍一
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
AFLO
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「私が龍一の確実なジャンプについていけず失敗して足を引っ張っているのが申し訳なかったり、龍一は龍一で『力がない、申し訳ない』と言ったり、時間を重ねるごとに2人で『申し訳ない、申し訳ない』という気持ちが増えてきましたね」
高橋成美がそう振り返るペア解散の真相。2014年のソチ五輪で団体戦と個人戦に出場した木原龍一と高橋成美のペアは、その翌年度に解散を迎えることになる。
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2013年1月にペア結成を発表した2人は、わずか1年でオリンピックという舞台にたどり着いた。しかし、その背景には日本のペア強化という急務があった。ソチ五輪で団体戦が採用される中、日本は高橋成美/マーヴィン・トランを除けばペアの選手が皆無。トランはカナダ国籍でもあり、団体戦を考えればペアの育成と強化は待ったなしの状況だった。
シングルでの最後の全日本選手権で12位に終わった木原は、羽生結弦が優勝、高橋大輔が2位という分厚い層を誇るシングル界から、ペアへの転向を決意した。
真摯な2人が追い詰められた理由
「龍一から『解散したい』と話がありました」と高橋は当時を振り返る。誠実な人柄ゆえに、伸び悩んでいると責任を感じた木原。「龍一は成績が出せないことにも悩んでいました」という状況の中で、ともに真摯に思い求めるからこそ、追い詰められるような心境が生まれた。
その後、木原は須崎海羽と組んで2018年の平昌五輪に出場するが、思い描いていたレベルには到達できず、引退も考えるようになる。「ペアには向いていないんじゃないかと思っていました」と語るほど、木原は深く悩んでいた。
そんな木原に最大の転機が訪れる。三浦璃来との出会い、そしてコーチのブルーノ・マルコットとの出会いが、彼のフィギュアスケート人生を大きく変えることになるのだが――。つづきは記事本編にて詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
