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「暑すぎる夏…壁をつけ完全ドーム化は?」「12球団最多…選手流出どう考える?」西武球団社長が率直に語った〈チームの課題〉名門再建の勝算 

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佐藤春佳

佐藤春佳Haruka Sato

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posted2026/02/05 11:25

「暑すぎる夏…壁をつけ完全ドーム化は?」「12球団最多…選手流出どう考える?」西武球団社長が率直に語った〈チームの課題〉名門再建の勝算<Number Web> photograph by JIJI PRESS

就任2年目の西口文也監督のもと、逆襲のシーズンが始まる

 ライオンズは2028年に所沢移転50周年を迎える。また、これまで埼玉県戸田市に二軍の拠点があったヤクルトは2027年に茨城県守谷市へ、さいたま市南区に拠点があったロッテ二軍は2030年に千葉県君津市への移転が決まっており、2030年以降は、埼玉県内に一、二軍の本拠地を置くチームはライオンズだけとなる見通しだ。

「日本一を狙う」所沢移転50周年への青写真

――残していきたいもの、変えていきたいものは?

奥村社長 社会から信頼されて、地域やファンの皆様から愛される球団であること。これだけは普遍的なものだと思っています。地域とともに社会的な責任も果たしていきながら野球界の発展のために尽くしていくことが第一です。そのうえで、野球を観戦するだけでなく、プラスアルファとしてのスタジアムの魅力を高めていきたい。五感を揺さぶるような体験価値を提供できる部分を新たに作っていきたいと思っています。

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――50周年の節目にはどのようなチームでありたいとお考えでしょう。

奥村社長 胸を張って日本一を狙いますと言えるような、そんな50周年でありたいなと思っています。もちろん、来シーズンも優勝するためにやっていきます。そのための育成のペースは変わらず、それに加え、これからは競争の時期に入ってくる。今まではどちらかというと若い選手たちに出場機会を“与えて”いた時期でしたが、これからは選手がレギュラーを“奪う”時期に。競争のレベルを上げて次のステージへと上がっていく段階になると思っています。

 3年連続Bクラスの低迷期から“逆襲”へ転じるフェーズに移ったライオンズ。西口文也監督2年目の新シーズンの戦いに期待が高まる。〈第1回、第2回も公開中です〉

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宮本慎也入部で「お前はセカンドに…」名門復活担う西武・奥村剛球団社長の知られざる球歴「今年で終わりにする」“2年連続”廃部も目の当たりに
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