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「が、学ラン姿ステキ」藤井聡太23歳も加藤一二三も…米長&ひふみん“伝説のW解説”に「羽生善治先生もフフッ」観る将マンガ家が描く“天才の素顔”
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千田純生JUNSEI CHIDA
photograph byJunsei Chida/BUNGEISHUNJU
posted2026/02/01 06:00
1月の将棋ハイライト。マンガは関連記事からご覧になれます!
〈第84期順位戦A級〉※1月29日時点。カッコ内は各棋士の今期順位
7勝1敗:永瀬拓矢九段(1)、糸谷哲郎八段(10)
5勝3敗:豊島将之九段(6)、近藤誠也八段(9)
4勝4敗:佐々木勇気八段(4)、増田康宏八段(5)
3勝5敗:千田翔太八段(8)
2勝6敗:佐藤天彦九段(2)、中村太地八段(7)
1勝7敗:渡辺明九段(3)※7敗は不戦敗
27日に行なわれた8回戦、最も大きなトピックと言えば……糸谷八段が、ここまで7連勝だった永瀬九段に今期初めて土をつけた一局でしょう。本局に勝てば2期連続の名人挑戦を決める永瀬九段が評価値的には一時「80%台」に傾いたものの、1分将棋直前となった永瀬九段に対して、終盤に持ち時間を2時間近く残した糸谷八段が逆転。7勝1敗で並びました。
一方でA級への残留争いもし烈です。タイトル経験者の佐藤天彦九段(昨期は名人挑戦プレーオフまで行った!)、中村太地八段が苦しい立場にいる状況は将棋界がシビアな競争であることを再認識させます。2月26日の最終一斉対局、どのような結末が待っているか――。
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そのほかにもこんなトピックが。
・福間香奈女流六冠、棋士編入試験第1局は黒星スタート
・豊島九段が結婚
・千田八段が叡王戦で優雅なティータイム
個人的に気になったのが、千田八段です。藤井六冠との対局中、叡王戦を主催する不二家に気を遣ってか、じっくりとお菓子を眺めている様子が中継にばっちりと映っていました。でもあまり甘いものを食べるイメージがないので「ち、『チョコまみれ』の甘さに悶絶してない?」とか考えていました(笑)。
3)ひふみんで思い出す“米長邦雄とのW解説”
最後に――加藤一二三九段が1月22日、肺炎のため86歳で逝去しました。その人となりを知ることができる各種記事がNumberWebに掲載されていて読みましたが、学ラン姿の端整な青年が迫力ある棋士となり、最後はみんなに好かれる“人気者おじいちゃん”になったんだな……と偲んでいます。
「ああ、米長邦雄永世棋聖との掛け合い、僕も大好きです。他記事ではなかなか触れられなかったんですが……」

