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「バモーース!!」久保建英“劇的アシスト”に味方GKが敵陣ゴール付近まで…仲間は絶叫、新監督からハグ「ガッツと勝利の欲求」が窮地ソシエダを救う
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中島大介Daisuke Nakashima
photograph byDaisuke Nakashima
posted2026/01/14 11:05
2戦連続アシストで劇的勝利に貢献したレアル・ソシエダ久保建英
また新監督の下で存在感を高める19歳のセンターバック、ジョン・マルティンが勇気を持って中盤への楔パスを狙い続け、中盤では、同じく2試合連続で先発起用のトゥリエンテスが左右へボールを散らし攻撃のタクトを振るった。対するヘタフェもここまでは想定内。重心低く固めた陣形でアウェイチームを迎え撃ち、激しい中盤での攻防が繰り広げられた。
久保に相対したのは、元ソシエダでチームメイトだったディエゴ・リコである。持ち味のフィジカルを活かした久保とのマッチアップが見どころとなった。
久保のプレスから決定機が生まれたが
ゲームが動いたのは36分、ヘタフェ守備陣のクリアミスに反応したブライス・メンデスが左足を一閃。豪快なボレーシュートでソシエダに先制点をもたらした。
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後半に入っても形勢はソシエダに傾いていた。久保が高い位置からプレッシングを仕掛けたことで相手DFからGKへのバックパスが短くなったところを、FWオヤルサバルがボールを奪いGKと1対1の場面を迎えたが、決め切ることができなかった。
久保はこのシーン以外にも、途中出場のスシッチとのコンビネーションと自身の突破によってボックス内に侵入、激しいマークに遭いながらも相手の股下を通すパスを送ったが、バレネチェアがこの決定機を活かしきれなかった。
そして90分、ヘタフェがFKから同点ゴールをものにする。途中出場したフアンミのゴールが生まれるとホームチームの選手、サポーターともに歓喜の声が爆発した。ソシエダにとって痛恨の被弾となり、思わず久保も肩を落とす様子が見てとれた。
久保劇的アシストに「バモーーース!!」
それでも表示されたアディショナルタイムは6分。久保はチームを鼓舞するかのように――より果敢にゴールを目指した。
迎えた96分、猛攻によって得た最後のCKのチャンス。キッカーは久保、鋭く弧を描いたボールが飛び出した相手GKソリアの手元を掠めると、飛び込んだアランブルが無人のゴールへ頭で押し込んだ。






