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「スネルと山本由伸があんなに抱き合って」現地のNHK解説者が目撃したドジャースの“一体感”…登板拒否の前科ある男が「一番雰囲気がいいチームだ」 

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小早川毅彦

小早川毅彦Takehiko Kobayakawa

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photograph byNanae Suzuki

posted2025/10/16 19:41

「スネルと山本由伸があんなに抱き合って」現地のNHK解説者が目撃したドジャースの“一体感”…登板拒否の前科ある男が「一番雰囲気がいいチームだ」＜Number Web＞ photograph by Nanae Suzuki

実は春先からけっこう距離が近かったスネルと山本。ハイレベルな先発投手どうし、認め合えるものがあるのか

　このあとはロサンゼルスに移ってホームでの戦いですが、ドジャースはうまくいっている部分を変える必要はないでしょう。懸案はブルペン陣ということは変わらないので、佐々木朗希投手が次回投げるタイミングはひとつ重要な局面にはなってくるでしょうね。

ミジオロウスキーも含めた総動員でくる

　一方ブルワーズは、エースのフレディ・ペラルタ投手で第2戦を落としたことが手痛かったです。勝たなければいけないゲームを取れなかったので、切り替えが必要になるでしょう。現状で長いイニングを託せるのはペラルタ投手しかいませんので、次戦以降も、ここまで投げていない怪物ルーキーのジェイコブ・ミジオロウスキー投手を含めて総動員でくるはずです。大谷選手を抑え込むために、初回は左投手のオープナーを再び使ってくることも十分に予想できます。

　攻撃のほうも、今のところ自分たちの良さをほとんど出せていません。チームリーダーのクリスチャン・イェリッチ選手に元気がないことも気になります。こちらも気持ちを切り替えて、個人個人の選手がまずやれることをしっかりやることでしょうね。

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　とはいえ、このまま簡単に終わるとは思えません。タフな試合が続くことは間違いないでしょう。私もロサンゼルスに移動して現地解説をお届けしますので、皆さんにはぜひ引き続きご注目いただきたいですね。

〈全2回の2回目／はじめから読む〉

#1から読む
「佐々木朗希のスピードが出ない」「トライネン、正直変わってない」NHK現地解説者が見たドジャース“薄氷”勝利に「球種の少ない投手問題」

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