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《2025年秋のランニングシューズ選び》徹底討論! 新作シューズは本当に新しいのか?
posted2025/10/23 10:02
座談会で取り上げたのは、今年6月以降に発売されたシューズ9銘柄
text by

神津文人Fumihito Kouzu
photograph by
Kamaya Hirofumi
ランニングシューズは毎年さまざまなモデルが発表されるけど、向き不向きもあったりして、いまひとつ新作の恩恵がわからない場合も……。陸上系YouTuber「TKD PROJECT」のふたりとともに、今年の新作を検証します。
新作シューズは本当に新しいのか。定番モデルは進化し続けているものなのか。今年6月以降に登場した新作シューズから、ランニングシューズの今を紐解いていく。
アシックスの「ゲルカヤノ」とナイキの「ストラクチャー」は、安定性に優れたスタビリティ系を代表するロングセラー。この2モデルから、いわゆる定番モデルも確実に改良されていることがわかる。
「ゲルカヤノは30代目で大きく進化。カヤノらしさはそのままに、硬さがなくなって快適性が高まった印象です」(涌井)
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「今作はミッドソール前部が2mm厚くなって、クッション感が向上。そのうえで、前作よりも軽くなっています」(神津)
僕はオーバープロネーションにうるさい人間
「僕はオーバープロネーション(着地時に踵が過度に内側に倒れ込む動作)にうるさい人間なんですが(笑)、ストラクチャー26を履いたときに、プロネーションのプの字もなくて、感動しました」(TKD)
「ストラクチャー26は、ペガサス41とボメロ18のいいとこどりをした感じで、万能で履きやすいなと思います」(よしき)
オンの「クラウドサーファー マックス」は、「クラウドサーファー」シリーズに新加入したマックスクッションモデル。
「ハイクッションだけれど、取り回しがよくて。三浦龍司選手に使用感を聞いたら、リカバリー時だけでなく、距離走でも履けると言っていました」(涌井)
「見た目の印象からもっとフワフワなのかと思っていたら、適度な硬さがあって。絶妙なバランスですよね」(よしき)
