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「水着は透けるぐらいペラペラ」号泣する選手も…全女プロレス人気の裏にあった“壮絶な環境”「露出が多い衣装で…私は違うと」ジャンボ堀が明かす
posted2025/10/06 17:03
全女の元アイドルレスラーが経験した、当時の“壮絶な試合環境”とは?
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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L)本人提供、R)Shiro Miyake
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水着が破れて試合中に胸を露出してしまった選手が、男性客からの「汚いの出すな!」という野次に泣き崩れた――。全日本女子プロレス(全女)の黄金期を支えたジャンボ堀が、当時の過酷な環境を赤裸々に明かした。
70年代にビューティ・ペア、80年代にはクラッシュ・ギャルズと極悪同盟で空前の人気を獲得した全女。しかし、その裏側には女子プロレスラーとしての誇りと、観客から性的な視線を向けられてしまうことへの葛藤があった。試合で着用する水着は「透けるぐらいペラペラ」。場外乱闘では男性客から体を触られる危険と隣り合わせだった。
「露出が多い衣装で…私は違うと」
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「女子プロレスって、もとはキャバレーまわりやストリップ劇場の幕間からはじまったもので、男の人からいやらしい目で見られてきた歴史がある」とジャンボ堀。「それを、私たちの力で変えていこうっていう思いが強かった」と当時の信念を語る。
しかし、セクシー路線で人気を博したミミ萩原の登場によって方向性が変わった。「会社はそれで男性ファンを増やそうとした」と堀は当時を振り返る。「(ミミさんが)露出が多い衣装で出てきて……私は違うと思ってた」
控室を覗き見る観客もいれば、花道を歩く選手に触ろうとする者もいた。そして大阪での大会の日、ジャンボ堀を“ある事件”が襲うことになる――。その詳細は、記事本編で詳しく描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
