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「奇跡の52歳」と呼ばれて…元広島カープ監督夫人「夕食は7分、明け方まで部屋にこもってました」夫・緒方孝市の“激務”…いま明かす“3人の子育て”
posted2025/06/14 11:13

緒方かな子52歳がNumberWebのインタビューに応じた
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Hideki Sugiyama
2016~18年、広島カープを3連覇に導いた緒方孝市氏だが、その裏には想像を絶する激務があった。「今だから言えるんですけど、『この生活を続けていたら主人は死ぬだろうな』。そう思っていました」と緒方かな子さんは振り返る。
試合終了後の帰宅が23時だった日。わずか7分で夕食を済ませ、その後すぐさま部屋にこもり、仕事モードに戻った。
「その日の試合の反省、カープ全選手の状態、12球団のデータ、次の対戦相手の研究まで。明け方4時、5時まで部屋の電気がついていることも珍しくなかった」
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そんな夫の姿を見て、かな子さんはこう語る。
「子育てはいっさい手伝わなかったけど……そこまで身を削っていたら仕方ないですよね」
カープを優勝に導いた後ですら、孝市氏は「気を抜いてはならない」という雰囲気だったという。「武士みたいな人」という表現からも、その生真面目さが伝わってくる。
絵画で入選、「奇跡の52歳」と呼ばれて…
現在は監督を退任して6年。テレビ番組に夫婦で出演した際には、「寡黙な主人なので番組になるのか心配してたんですけど……始まってみたらすごい多弁!」と驚きの一面も。
かな子さん自身も絵画の才能を開花させ、「白日会」の最上位ランク「会員」となり、「日展」にも入選。
「奇跡の52歳」と呼ばれる美しさも健在で、その秘訣を聞かれると「『甘い飲み物を飲まない』『ビタミンを摂る』。それくらいしか心当たり、ないです」と笑顔で答えた。本編ではかな子さんの言葉で、さらに深く描かれている。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。

