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「こいつは絶対にプロの投手になる」岡田監督も期待する阪神・門別啓人19歳の才能は2歳で発覚した?「スピンの利いたボールがブワッと…」
 

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村瀬秀信

村瀬秀信Hidenobu Murase

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photograph bySANKEI SHIMBUN

posted2024/04/05 17:00

「こいつは絶対にプロの投手になる」岡田監督も期待する阪神・門別啓人19歳の才能は2歳で発覚した?「スピンの利いたボールがブワッと…」<Number Web> photograph by SANKEI SHIMBUN

阪神入団2年目・岡田監督も期待を寄せる門別啓人(19歳)

「正直に言うと、自分が教えられることってほとんどなくて、教えたことと言えば、ケガをしないためのケアの仕方と、野球に対する姿勢。道具の手入れとか、そういうことは厳しくしました」

 啓人とともに富川中に上がってきたメンバーは5人。同世代でもトップを走る啓人の存在に触発されて成長してきた仲間たちは、5人中4人がU-14の北海道選抜に選ばれている。小学校から高校までバッテリーを組んでいた菊地晋は振り返る。

「学校生活も含めて怒ったのは一度だけ」

「ライバルという感じではないですね。追いつけないのは分かっていたので。でも啓人がいるから勝ててると思われたくなくて、僕らも必死に練習してました。たまに啓人に誘われて一緒に走ったりも。あいつ速くて。どんどん離れていくんですけど、でも先の方で待っていてくれる。仲間内でもずっとニコニコしていて、いいやつですよ」

 学校では一番目立つグループにいたが、前に出ることも悪さもせずいつもニコニコ。友達と衝突もせず。中学生特有の反抗期もなく、模範的な生徒だった。

 野球部監督であり、3年間担任だった加賀荘史教諭は言う。

「学校生活も含めて怒ったのは一度だけ、練習試合にスパイクを忘れてきた時だけですね。金村さんは試合に出さなくていいと言ったんですが、すごく反省してるみたいだったので途中から出したんです。そしたら翌日『昨日はごめんなさい。試合に出してくれてありがとうございました』って、当時部員とのやり取りに使っていたノートに書いてきてくれて」

 そんな啓人が中学時代に一度だけ怒りの感情を露わにしたことがあった。

【続きを読む】サブスク「NumberPREMIER」内の「絶対にお母さんを泣かせない」タイガース期待の左腕・門別啓人19歳の“原点”をたずねて《北海道で聞いた恩師、仲間、母の証言》​で、こちらの記事の全文をお読みいただけます。

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