ASICSとの“共作”で雑誌「Number」が初めてアパレルを本格的に企画・開発＜自分のスタイルを編み、OnとOffを繋ぐ人たちへ＞

　アスリート、スポーツを愛する人を応援し続けてきたアシックスと「Number」が、初めての“共同プロジェクト”を立ち上げた。20代、30代中心のメンバーで自らの日常を振り返りつつ、「自分たちが欲しいもの」を徹底的に議論。

　その帰結として生まれたのが、仕事でも、スポーツシーンでも、リラックスした時間でも身に付けていられるジャケットとパンツだ。着心地やストレッチ性などの機能、シルエットなどデザインの細部にもこだわった。

コレクション名の「edit=編集する」に込めた思い

　そして今回のプロジェクトの“編集者”に、独自のライフスタイルを持つ面々が就任。東京という都市に縁を持ち、オンとオフを切り替えながら、日常を自分らしく“編集”する7人に、セットアップを身にまとってもらった。

　サッカー選手・小野伸二／日本サッカー界の開拓者で、「天才」とも称される。現在もプレーする楽しさを体現する。

　作家・角田光代／ジャンルを超越して作品を生み出すベストセラー作家は、「嫌い」なランニングを15年ほど続ける。

　イラストレーター・中山信一／広告、雑誌・書籍、絵本の分野でも活躍する人気イラストレーターは、ラッパーとしての顔も持つ。

　古書店店主・北澤里佳／神保町の古書店を4代目として継いだ若き店主は、「洋書」に“読む”以外の価値も見出している。

　スケーター・早川大輔／世界で躍進するスケートボード日本代表を支えるコーチは、自らも「乗る」時間で感覚を磨いている。

　書家・華雪／精力的に個展を開き、作品を発表する書家は、文字とそれを生み出す己の肉体に向き合い続けている。

　モデル・ENZO／ベナンにルーツを持つファションモデルは、中央線沿線で暮らし、キックボクシングで汗を流す。

　多様なバックグラウンドを持つ彼らは、どのように仕事に誇りを持ち、いかに自分の身体を向き合い、このセットアップをどう日常に取り入れているのか。7人が編むストーリーは今回の共同プロジェクトの公式Instagram（ @tokyo_edit_collection ）で紹介していく。

ACTIBREEZEの機能性と小野伸二が語る「もったいない」

　ジャケット、パンツともに、伸縮性があり柔らかな着心地のストレッチウーブン素材及び、優れた吸汗速乾性を追求したニット素材を組み合わせている。スポーツのみならず、日常シーンでも着用しやすいように、身幅にゆとりを持たせ、裾のデザインにもこだわったタウンユースにもおすすめのセットアップだ。

　両サイドには小物などの収納に便利なポケット付きで、フラッシュコーラル色の縫い糸はアクセントに。

　ジャケット背面には、衣服内のムレを軽減し快適な着心地を追求したアシックス独自のテクノロジー“ACTIBREEZE”（アクティブリーズ）を搭載。アシックススポーツ工学研究所で立証された「ボディサーモマッピング」に基づき、衣服内湿度を効果的に下げてくれる。

　撮影の際に、ジャケット、パンツを身にまとった小野はこう語った。

「アスリートだけでなく、多くの人が快適に着られるはず。最新のスポーツウェアの着心地や機能性は、運動する時だけではもったいないですから」

　＜tokyo＞に代表される情報過多の都市で、世間に流されず、自分のスタイルを見つけたい――そんな全ての人へ着て欲しい1着だ。

　価格は、ジャケットが27,500円、パンツが11,000円（ともに税込）。お求めはアシックス公式サイトおよび直営店で。