清田育宏がいま明かす“苦悩のロッテ時代“…好不調の波はナゼ？「ネガティブな考えばかり浮かんで…」「今もネットは見られない」

――独立リーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズの選手として約2年ぶりの実戦が続いています。開幕から1カ月あまり経ちましたが、慣れましたか。

清田　最初は試合までの過ごし方を忘れていて。ロッテ時代、ウォーミングアップや打撃・守備練習……とルーティンがあったんですけど、それが2年離れてわからなくなりました。「なんか体が気持ち悪いな……あっ、あの練習やってなかった」と気づくといった具合です（笑）。

2010年の日本シリーズ第３戦で　©Hideki Sugiyama

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――やはり練習環境もNPBとは大きく違いますか。

清田　変わりますね。たとえばご飯。NPBで18時から試合の場合、試合前練習のあとに軽食が提供されます。栄養補給系の食事だけでなく、うどんや蕎麦も並んでいましたし、二軍でも弁当が出ていた。それが今は、自分で準備する必要がある。NPBを目指す若い選手は自分で考えなきゃいけないので大変だとは思いますが、栄養バランスを考える習慣はつくと思います。僕は今以上に体を大きくする必要がないので大丈夫ですけどね。

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