フラム戦の試合前会見で、ロベルト・デゼルビ監督は日本代表について「トッププレーヤーになるポテンシャルがある。1対1では、すでに世界最高峰の選手だ」と高く評価していた。そのうえで、「私が三笘に求めるのは、ピッチ中央に入ってプレーする回数を増やし、チームメートともっと連携することだ。そこを伸ばして欲しい」と続け、中央に入った際の動きに改善の余地があると話した。

　こうした監督の要求は、ワイドエリアで縦のスペースを封じられた際の打開策にもなるが、三笘はイタリア人指揮官の言葉をどう受け止めるか。

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「（外、中の）どちらも必要ですね。中でのプレーも必要ですし、改善も必要です。システム上、中に入ることは多いので、そこでのプレーは求めないといけないです。ただ、外でもっともっと強くなればいい話でもあるので。 そこは両立させていかないといけないと思ってます」

　中央に入った際の動きの質を上げながら、大外での縦突破にさらに磨きをかける──。三笘はそう考えているという。

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　12月31日に行われたアーセナル戦から、リーグ戦5試合で4ゴールと爆発した三笘。プレミアリーグで主役級の活躍を見せたことで、直近3試合は対戦相手が対策を講じてきた。

　フラム戦は特に苦戦を強いられることになったが、今後この壁をいかに乗り越えていくか。「ホームでこういう試合はしてはいけない。ファンの心をもう一回取り戻したいと思ってます」と力強く語った三笘のプレーに、これからも注目したい。

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