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グラビアアイドル、弁護士、タレント、会社経営者が教える「私のパーソナルベスト達成法」
posted2022/11/03 11:00
text by
林田順子Junko Hayashida
photograph by
JMPA
食事も練習もバランスよく行います
福島和可菜さん(タレント)Wakana Fukushima
私のPB 02:57:41(フルマラソン)
距離練習とスピード練習をバランスよく取り入れること。レース中はイーブンペースを守ることを心がけました。
オンラインランニングサロン「RUN&BEER 走って、飲んで、食べよう会」を主宰。
どんな練習をした?
大会のための練習は3カ月前からスタートしました。インターバル走やビルドアップ、変化走などのスピード練習と、30~40km走などの距離練習をバランスよく取り入れました。月間走行距離は約400km、3カ月で1200kmぐらい走りました。
PB達成のために工夫したことは?
マラソン練習中はバランスの良い食事を心がけています。ただ、お酒のために走っているため、禁酒はしません。大会当日は朝食を食べないので、その分、大会前日は炭水化物を多めに摂るようにするのがセオリーです。普段から睡眠時間が短い方なので、睡眠はあまり気にしていませんが、大会の2週間前からはしっかり疲労抜きをするようにしています。
PB達成のためのレース戦略は?
最初から最後までとにかくイーブンペースで行くことを心がけました。イーブンペースを保つためにも、普段からの練習内容が大事だと思っています。また10kmごとに塩熱サプリをとるようにしました。
履いていたシューズは?
ミズノ ウエーブエンペラー
距離は短く、心拍数を上げる練習を
嵜本晃次さん(サウルスジャパンCEO)Koji Sakimoto
私のPB 02:25:43(フルマラソン)
ジョグなどはせず、短い距離で心拍数を上げる練習を取り入れています。そのため月間走行距離は250kmほどです。
ランニング歴9年、フルマラソン出走は70回を超える。全国で自社主催の練習会も開催。
どんな練習をした?
レースに向けての練習は4カ月前から。短い距離、短い時間で心拍数を上げる練習に取り組み、ジョグはしません。暑い時期は10kmをスピードを落とさないで走る練習を、涼しくなったらレースペースより10秒遅い設定で15km走。2カ月前からは夏に鍛えたスピードを伸ばすために2週に1度はハーフに挑戦。目標はフルでのハーフ通過より3~4分ほど速いタイム。1カ月半前からは10日おきに30km走を。月間走行距離は250kmほどです。
PB達成のために工夫したことは?
基本は7時間睡眠。食事はベスト体重61kgをキープできるように気をつけました。プロテインは飲まず、自社のアミノ酸を練習前後に飲んでいます。
PB達成のためのレース戦略は?
35km以降から失速するので、前半に貯金を作る戦略です。集団では風の抵抗を受けづらく、給水しやすい3列目を意識しました。
履いていたシューズは?
ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%