6位　2000年の智弁和歌山　36票

◎大会100安打を記録した「史上最強打線」
主な選手：武内晋一（元ヤクルト）、堤野健太郎、池辺啓二、山野純平

　6位は、36票を獲得した「2000年の智弁和歌山」。

　武内、池辺、堤野、山野らが並ぶ“超強力打線”で打ち勝つ野球を体現。準々決勝の柳川戦では2-6のビハインドから8回裏に2本のホームランで同点に追いつき、11回にサヨナラ勝ちを収めるなど、勝負強さが光りました。この大会で記録した1大会通算100安打、11本塁打という記録はいまだ破られていません。

「打って打って打ちまくる打撃のチームは、あまり野球に詳しくない人をも惹きつける魅力がありました。特に柳川高校の香月（良太）投手との対戦は、センバツの再戦で、とてもドラマチックな試合でした。智弁和歌山のファンを全国に増やした大会だったと思います」（38歳・男性）

「取られたら取り返す、高嶋（仁）野球の真骨頂が見られたから」（42歳・男性）

「単に取られた点より多く得点すればよいという単純明快な超攻撃力！」（50歳・男性）

「6試合で100安打。この記録は今も破られていない。TVで見てこんなにすごい同級生が全国にはいるのか、と思った。すごいの一言です」（40歳・男性）

「記録にも記憶にも残る史上最強打線！　魔曲として親しまれている『ジョックロック』もこの年から伝説になりました」（30歳・男性）

　そうそうたる名前が挙がった10〜6位の“最強チーム”を押さえ、ベスト5にランクインした高校とは……？ 〈つづく〉 

#2に続く

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