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祝!“初補殺”   亀井コーチも感激、巨人・ウォーカーの守備が驚速進化中《長嶋さんも「アダムが理想」と大絶賛》

posted2022/07/03 17:00

 
祝!“初補殺”   亀井コーチも感激、巨人・ウォーカーの守備が驚速進化中《長嶋さんも「アダムが理想」と大絶賛》<Number Web> photograph by KYODO

6月28日の中日戦で来日後初の「捕殺」を記録したウォーカー。1試合で2度というおまけつきだった

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プチ鹿島

プチ鹿島Petit Kashima

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 巨人のアダム・ウォーカー外野手に引き続き夢中です。前回、「萌え」の理由を書きました。

 打ってよし、走ってよし、しかし守備は驚くほどヘタ。とくにスローイングは内野にうまく返球できない。相手チームはウォーカーの前に打球が飛ぶと当然のように次の塁を目指す。それを悲しそうな目で見つめるウォーカー……なんだか切ない。

 すると東スポが「スクープ」を放ったのだ。

『巨人外野手ウォーカー 衝撃告白「今まで外野守備を、コーチから教わったことなかった」』(5月10日 東スポWeb)

 まじか。ウォーカーは米独立リーグからやってきた。あまりコーチ陣もそろっていなかったという。現在は亀井善行コーチに付きっ切りで指導してもらっているので、守備について目からウロコ状態だと。

 びっくりした。だって「現在野球を習っている人」がプロ野球の試合で外野を守っているのだ。前代未聞です。東スポには「伸びしろしかない」とも書かれているが目が離せなくなってきた。この感情は完全に「萌え」である。

元同僚が明かした、米独立リーグ時代の伝説

 では6月の新情報です。注目したのはこの記事。

『巨人・ウォーカー伝説 米独立リーグ時代の元同僚が語るベールに包まれた過去』(6月14日)

 デイリースポーツがウォーカーの元同僚、BCリーグ・福島レッドホープスの福原大生選手に謎の過去を尋ねたのである。

 まず打撃の伝説。

「フリーバッティングなんですけど、逆方向に場外打ってましたね。バックスクリーンを超えたりとかも全然してました。試合では40打席くらいノーヒットってことがあって、コーチから『バットを短く持て』って言われて、バットを短く持ったまま場外ホームラン打ってました」

 漫画みたいなエピソードに驚くデイリー記者。そして守備の話になった。ある接戦の9回のこと。

「レフトをウォーカーが守っていて、ウチはエースが投げていた。それでレフトに飛球が行って、『これで2アウトや』って思っていたら、ウォーカーがポロッと落球。結果的にタイムリーエラーで同点になって、みんな『ふざけんなよ』みたいな…」

 ところが延長戦でウォーカーが場外ホームランを打って勝ったという。自作自演がすごい。なるほどと思ったのは次の証言だ。

【次ページ】 亀井コーチが語る“萌え”の理由

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