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《独占インタビュー》イチロー48歳に聞く、引退から3年…毎日何をしている？「トレーニング、トレーニング…トレーニングおたくです（笑）」
posted2022/04/14 17:04
発売中のNumber『イチローが伝える野球って何だ？』で独占インタビューに応じた
text by
石田雄太Yuta Ishida
photograph by
Takuya Sugiyama
発売中のNumber1049号『イチローが伝える野球って何だ？』では、巻頭でイチローが高校生を指導する理由や尽きることのない野球への情熱を語ったロングインタビュー「考える野球とは？」を掲載している。引退から3年……マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務める今も、なぜ現役さながらのトレーニングを続けるのか。 誌面の一部を抜粋して紹介する。（全2回の2回目／前編へ）
――オフは日本でアマチュアの選手と向き合っているイチローさんですが、シーズン中はシアトルでマリナーズの選手と向き合っています。メジャーの選手にはどういうスタンスで接しているんですか。
「聞かれれば応える、が基本スタンスです。日本語のニュアンスはなかなか伝わりませんが、前向きな気持ちがあるならとことん付き合うし、もっと野球を深く知りたいのならこんな考え方もあるよ、というようなことを伝えています」
――シーズン中はどんなサイクルで生活しているんでしょう。
「起きてからまずトレーニング。その後、朝食をとり、再びトレーニング。午後7時のゲームであれば1時半に球場入り。着替えてトレーニング。外でアップ、キャッチボール、遠投。3時20分ごろ一旦クラブハウスに戻り、トレーニング。4時10分の全体ストレッチに合わせて外へ。野手の練習の手伝い、そんな流れですが、こうしてみると僕、トレーニングおたくですね（笑）」
「僕にはこれ以上、情熱を注げるものはありません」
――今のマリナーズには、イチローさんの言葉にいい反応をする選手はいますか。
