「状態は今後の試合、実戦だったりでバッターの反応とかをみて評価してもらいたい。ただ7割、8割でも全然、（試合に）入っていけないというわけではない。むしろ10割で投げるというのはほとんどないと思います。力が入った場面で、何も違和感なく腕をしっかり振れたときが（自分にとっての）10割だと思います」

　いかに力みを排してキレと精度を維持できるかに本人の意識もある。そこがこの右腕の成長への伸び代を感じる部分でもあるのだ。

2020年のキャンプの休日、航空自衛隊新田原基地に見学に行き、 戦闘機のコックピットに乗り込んだ堀田　©️Sankei Shimbun

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　巨人は新たにメジャー通算46勝をマークするマット・シューメーカー投手と契約の最終交渉に入っていることが明らかになった。

巨人が喉から手が出るほどに欲しいパワーピッチャー

　すでに契約済みのマット・アンドリース投手にC.C.メルセデス投手を加えて先発候補の外国人選手が3人。もちろん菅野智之投手に山口俊投手、戸郷翔征投手、高橋優貴投手に加えて畠世周投手や桜井俊貴投手、平内龍太投手らも“先発候補”に名前が上がっている。

　その中でこの堀田と山崎がどこまで食い込むのか。

　キャンプ3日目ではあるが、ブルペンの堀田には「一流になる」可能性が確かにある。巨人が喉から手が出るほどに欲しい、生きのいいパワーピッチャーであることは間違いない。

　まずは支配下登録選手となること、そしてそこからどれだけ飛躍できるか。じっくり成長を見守りたい投手の出現である。

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