〇セ・リーグ
打撃
青木宣親（ヤ）24打10安2本6点 率.417 RC6.87
鈴木誠也（広）17打6安3本4点 率.353 RC6.63
マルテ（神）21打6安3本8点 率.286 RC6.15
宮崎敏郎（De）23打8安3本7点 率.348 RC6.11
坂倉将吾（広）22打10安1本3点 率.455 RC5.50

　大ベテランのヤクルト青木が打率.417の大当たり。村上宗隆が今週.182（22打4安0本2点）とやや調子を落とす中、打線を支えた。

　広島の鈴木は阪神のマルテ、DeNAの宮崎とともにリーグ最多の3本塁打。同じく坂倉は、規定打席に達して首位打者に躍り出たものの、そこから打率が急落。一時は3割を割ったが今週は復活し、今季通算打率を.306まで戻した。

　最多打点はヤクルト山田哲人の9打点。最多盗塁は巨人・松原聖弥、阪神・中野拓夢の2盗塁だった。

投手
高橋遥人（神）1登1勝 9回 率0.00 PR3.34
大野雄大（中）1登1勝 7回 率0.00 PR2.60
ガンケル（神）1登1勝 6.1回 率0.00 PR2.35
床田寛樹（広）1登1勝 6回 率0.00 PR2.23
奥川恭伸（ヤ）1登1勝 6回 率0.00 PR2.23

　阪神の高橋は先週プロ入り初完封を記録したが、今週も完封勝利。投球数は97。メジャーでは「マダックス」と呼ばれる「100球未満での完封」を達成した。「マダックス」は今季、オリックス山本由伸（4月28日楽天戦96球）、ヤクルト小川泰弘（5月15日中日戦99球）、楽天・早川隆久（5月16日オリックス戦98球）に続いて4人目だ。

　ヤクルトの奥川は6月20日の中日戦から8試合連続QS（先発で6回以上投げて自責点3以下、先発投手の最低限の責任）と安定したピッチングを続けている。

　救援では巨人ビエイラ、阪神スアレス、広島・栗林が2セーブを挙げた。

独立リーグ出身“足のスペシャリスト”が多い

★今週の《ぴかイチ》独立リーグ出身、育成上がり「足」で売り出すロッテ和田康士朗★

　独立リーグの選手に話を聞くと「NPBに行くには、足の速さが絶対に必要だ」と話す選手が多い。

　投げる、打つなどの能力が高い選手は高校、大学からドラフトにかかることが多い。そういうプロスペクトに混じってノンブランドの選手が勝負するとすれば――「足だ」と言う認識が広まっているのだ。

　近年、独立リーグなど育成上がりの選手が盗塁で上位に来ることが多くなっている。

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