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「ショウヘイはユニコーン」「これからの自分の基準」 大谷翔平27歳《46本塁打100打点26盗塁》 仲間と本人の率直な評価は?
posted2021/10/04 17:06
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Nanae Suzuki
<名言1>
今年、このまま順調にいけば、おそらくキャリアハイの数字は残ると思いますし、逆に言えばそれがこれからの自分の基準になるんじゃないですかね。
(大谷翔平/NumberWeb 2021年9月10日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/849727
◇解説◇
大谷翔平の輝かしい2021シーズンのクライマックスは、絵になる先頭打者ホームランだった。日本時間4日(現地時間3日)に行われたマリナーズ戦で大谷は「1番・指名打者」で先発出場。プレイボールの声がかかるやいなや、相手先発アンダーソンのカットボールを打ち抜き、打球速度182kmの弾丸ライナーでライトスタンドに放り込んだ。
最終的に本塁打王を分け合ったぺレス(ロイヤルズ)とゲレーロJr.(ブルージェイズ)の48本に2本及ばなかったものの、日本人シーズン最多本塁打となる「46本」、そして2007年の松井秀喜氏以来となる100打点も達成した。
今シーズンの打者としての最終成績は以下の通り。カッコ内はア・リーグ内での順位。
打率.257 46本塁打(3位) 100打点(13位)
26盗塁(5位) 8三塁打(1位) OPS.965(2位)
驚愕の数字ばかりである。
本塁打王3回に輝いた経験を持つカージナルスのアレナドも「確実にア・リーグのMVPだろうね。ブラディ(ゲレーロJr.)もすごい活躍をしているけど、大谷は投打両方でとんでもない活躍をしているんだから、大谷が選ばれるべきだよ」と語るほどである。