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酒井宏樹に大迫勇也、武藤嘉紀に宮市亮がJ1に… 酒井高徳や清武弘嗣、宇佐美貴史ら“ロンドン世代の復帰後スゴい実績”に続けるか
text by
茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph bySports Graphic Number
posted2021/08/14 11:05
ロンドン五輪の世代別代表時の酒井宏樹、酒井高徳、大迫勇也。10年近くの時を経て、Jの舞台でどのようなプレーを見せてくれるか
★FW
<指宿洋史>
スペイン1部:1試合0得点(セビージャ)
スペイン2部:6試合0得点(ジローナ)
スペイン3部:100試合38得点(サバデル、セビージャB、バレンシアB)
スペイン4部:27試合12得点(サラゴサB)
ベルギー2部:26試合10得点(オイペン)
新潟:77試合17得点8アシスト(14~16)
千葉:66試合14得点11アシスト(17、18)
湘南:39試合4得点1アシスト(19、20)
清水:17試合2得点1アシスト(21)
<柿谷曜一朗>
バーゼル:27試合8得点5アシスト(14-15、15-16)
C大阪:J1/129試合19得点19アシスト(17~20)、J2/22試合6得点1アシスト(16)
名古屋:31試合4得点2アシスト(21)
<大津祐樹>
ボルシアMG:4試合(11-12)
VVVフェンロ:54試合6得点6アシスト(12-13~14-15)
柏:75試合5得点8アシスト(15~17)
横浜FM:83試合6得点5アシスト(18~20)
磐田:23試合5得点1アシスト(21)
<宇佐美貴史>
バイエルン:5試合1得点(11-12)
ホッフェンハイム:21試合2得点2アシスト(12-13)
G大阪:J1/113試合55得点31アシスト(14~16)、J2/20試合20得点4アシスト(13)
アウクスブルク:11試合(16-17)
デュッセルドルフ:50試合9得点7アシスト(17-18、18-19)
G大阪:82試合17得点8アシスト(19~21)
清武や宇佐美、山口が歩んできたそれぞれの道
酒井高や清武、そしてJに復帰した酒井宏や大迫は「海外で長年レギュラークラス」を務めた代表格。酒井高は前述した通りだし、セレッソで相変わらずの高いテクニックを見せてくれている清武の健在ぶりを見れば、酒井宏と大迫への期待もおのずと高まる。
一方で定位置をつかみきれずに悔しい思いをして国内へと戻った選手たちも、数字上から各クラブで主力級の活躍を見せていることが分かる。
特に山口、柿谷、宇佐美はJ2降格した古巣を救うために復帰を選択。特に宇佐美は復帰2年目の2014年にはJ1、ルヴァン杯、天皇杯の三冠制覇に多大な貢献を果たした。
宇佐美以外も以下の選手が国内三冠のうち、これらのタイトルを経験している。
酒井高:天皇杯(19)
山口:ルヴァン(17)、天皇杯(17、19)
清武:ルヴァン、天皇杯(17)
柿谷:ルヴァン(17)
大津:J1(19)
宇佐美:J1、ルヴァン(14)、天皇杯(14、15)