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【36歳に】“泣き虫”クリロナが手に入れた鋼の肉体と心 「腹筋は強く美しくあるために」「僕は違う動物だ」

posted2021/02/05 11:00

 
【36歳に】“泣き虫”クリロナが手に入れた鋼の肉体と心 「腹筋は強く美しくあるために」「僕は違う動物だ」<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

2016年クラブW杯、鹿島との決勝でゴールを決めて“お決まりのポーズ”を見せるロナウド。36歳となった今もトッププレーヤーだ

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NumberWeb編集部

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Nanae Suzuki

雑誌「Sports Graphic Number」と「NumberWeb」に掲載された記事のなかから、トップアスリートや指導者たちの「名言」を紹介します。今回は2月5日に36歳となったクリスティアーノ・ロナウドの4つのストイックな言葉を、素晴らしい肉体美写真とともに紹介します。

<名言1>
(腹筋を)本当にやっている。強く美しくあるために必要なことだから。
(クリスティアーノ・ロナウド/Number748号 2010年2月18日発売)

◇解説◇
 クリスティアーノ・ロナウドの“あるある”と言えば……大一番でゴールを陥れて歓喜の瞬間を迎えたとき、あのジャンピングポーズを見せつつ、ユニフォームを脱いで自らの肉体美を見せつけるシーンである。ちょっとナルシストなのはご愛敬。ロナウドの筋骨隆々の体を見て、その努力を揶揄する人はいないだろう。

 今ではフィジカルモンスターのイメージが強いロナウドだが、若き日は線の細いウインガー、そしてEURO2004の舞台で涙するほどの“泣き虫”だった。

 だからこそ、屈強なマーカーが居並ぶプレミアの舞台で生き残るためには、肉体改造に取り組む必要があった。そのトレードマークと言えるのが、今やシックスパックに割れた腹筋である。その“パッキパキ”ぶりには一時期「1日に腹筋3000回やっている」という伝説が生まれた(後に本人は否定)ほど。回数はさておき「強く美しくある」肉体を維持し、長年にわたってワールドクラスのスコアラーに君臨しているのは確かだ。

 ちなみに新型コロナウイルス禍の2020年には自身のインスタグラムで「腹筋チャレンジ」を実施し、45秒間で142回もの数字をたたき出した(10歳年下のブルーノ・フェルナンデスは117回にとどまった)のだから――CR7、今なお健在である。

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