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「見てるか!お母さん」プロ野球界イチ(?)フリーダムすぎる楽天・島内宏明の“面白コメント8選”
posted2020/12/29 17:03
text by
田口元義Genki Taguchi
photograph by
KYODO
2020年の流行語大賞が決まった。
『3密』
こんな世の中になってから、東京都の都知事さんがどや顔で掲げた標語である。「密集」「密接」……あともうひとつ、なんだっけ(「密閉」)? みたいに、全部言えない人が割と多かったような気はするけど、3密は、確かに全国のみんなが使っていた。
だがしかし、これだけは言わせてほしい。
ネガティブ。
流行語と謳っているのはわかるけど、もっとポジティブな文言のほうがよかったんじゃないか? 『鬼滅の刃』とか。
楽天・島内のコメントが“フリーダム過ぎる”
だから、強引に軌道修正してみた。
題して「楽天の島内宏明」選 オレキャン(仮)『コメント・オブ・ザ・イヤー』。
なんで、こんなパクリみたいな企画をやるのかって?
楽天・島内のコメントが面白いから。
プロ野球ではどの球団も試合中に、打点を挙げた選手や投手の降板後などに、広報を通じてマスコミ各社にコメントが配信される。しかし、そのほとんどが「打ててよかった」「チームに貢献できてよかった」とか、ぶっちゃけ、ありきたりな言葉ばかり。
そんななかにおいて、ひときわ異彩を放つのが島内なのである。登場曲や選手をオマージュする「〇〇打法」。母校の誇りを打ち出す「星稜魂」「明治魂」とか、まあとにかく、コメントがフリーダム過ぎるのだ。
そこで、今年のプロ野球の話題を独占した(多分)「島内コメント」のなかから栄えあるグランプリを、あろうことか本人に選んでもらう、むちゃぶり企画を思い立ったわけである。
「広報の人を笑わせたい」
――というわけで、コメントの選定よろしくお願いします。