松田詩野の名言
笑顔で臨んで、笑顔で終われる五輪にしたい。
松田詩野(サーフィン)
東京五輪代表に条件付きで内定している松田。大会延期の報を受けても「周りもすごくレベルアップすると思うので、自信を持って戦えるレベルになるように練習したい」と五輪への思いは変わらない。2020年3月上旬に行なわれたオーストラリアでの試合を最後にツアーは中止。中学2年でプロに転向して以来、世界の大海原を鍛錬の場としてきた松田にとって、今回の「ステイホーム」は葛藤があったに違いない。だが、ランニングや体幹トレーニングに留まらず、英語の習得にもこれまで以上に励むなど、やるべきことを見つめ直した。「こういう状況でネガティブな人は置いて行かれる。大変な状況でこそ、ポジティブでいることがすごく大事」。次の目標はワールドゲームズ(世界選手権相当)で日本人2位内に入り、東京五輪出場権を確定させること。この8月13日、18歳になる女子高校生サーファーには、どんな波でも乗り越えそうな逞しさがあった。
Number1004号(2020/06/04)
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