酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
健気なウィーラー、巨人で再開花。
週刊セパ好成績&珍記録まとめ。
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byKyodo News
posted2020/07/28 08:00
巨人移籍でそのパワーと万能ぶり、愛嬌に心をつかまれたファンも多いだろう。ウィーラーの活躍はトレードの利点を示すものだ。
オリックス吉田正がとにかく出塁。
○打撃成績
<最多安打>
10安打:吉田正尚(オ)
<最多本塁打>
2本塁打:吉田正尚(オ)、栗原陵矢(ソ)、ロメロ(楽)、宇佐見真吾(日)
<最多打点>
7打点:若月健矢・ジョーンズ(オ)
<最多盗塁>
2盗塁:外崎修汰・源田壮亮(西)、周東佑京・西田哲朗(ソ)、岡大海(ロ)、西川遥輝(日)、山足達也(オ)
<打率5傑(規定打席以上)>
1 吉田正尚(オ).500
2 柳田悠岐(ソ).474
3 周東佑京(ソ).471
4 茂木栄五郎(楽).444
5 今宮健太(ソ).400
<RC(打撃総合指標)5傑>
1 吉田正尚(オ)10.26
2 茂木栄五郎(楽)8.31
3 柳田悠岐(ソ)6.57
4 中村剛也(西)5.55
5 周東佑京(ソ)5.54
オリックスの吉田正尚が、20打数10安打2二塁打2本塁打4打点に加え10四球と大活躍。今週の吉田はポイントゲッターではなく、20回も出塁してチームメイトの若月、ジョーンズの一打で帰ってくる役割を果たした。
楽天・茂木は2週連続でRCが8点台。中心打者の活躍である。
ソフトバンクは、今宮の代役遊撃手の周東が打率.471の活躍。今季は先週まで盗塁がなかったがようやく2盗塁をマークした。
ロッテ種市がプロ入り初完封。
○投手成績
<最多勝利>
1勝:種市篤暉・小島和哉(ロ)、東浜巨・二保旭・椎野新(ソ)、榊原翼・アルバース・山田修義・吉田一将(オ)、杉浦稔大・バーヘイゲン・金子弌大(日)、今井達也・與座海人・平井克典・増田達至(西)、牧田和久(楽)
<最多セーブ>
3セーブ:秋吉亮(日)
<最多ホールド>
3ホールド:ギャレット・平良海馬(西)、宮西尚生(日)
<最多奪三振>
10奪三振:種市篤暉(ロ)、涌井秀章(楽)
<防御率(規定投球回数以上)5傑>
1 種市篤暉(ロ)0.00
2 東浜巨(ソ)1.286
2 榊原翼(オ)1.286
4 小島和哉(ロ)1.292
5 涌井秀章(楽)1.49
<PR(投手総合指標)5傑>
1 種市篤暉(ロ)3.66
2 石橋良太(楽)2.04
3 東浜巨(ソ)1.85
3 榊原翼(オ)1.85
5 小島和哉(ロ)1.84
ロッテの種市がプロ入り初完封をマーク。三振も10奪った。楽天・涌井はここまで4連勝だったが今週は勝ち星がつかなかった。しかし6回途中10奪三振自責点1の力投。救援では日本ハムの秋吉が今週の全勝利に絡む3セーブを挙げた。