酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
堂林翔太、8年前と別人な数字は……。
週刊セパ好成績&珍記録まとめ。
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byKyodo News
posted2020/07/21 08:00
好調をキープする堂林翔太。鈴木誠也との3・4番がシーズン通じて機能すれば、非常に華のあるコンビとなる。
守備の名手エスコバーが安打量産。
○打撃成績
<最多安打>
13安打:エスコバー(ヤ)
<最多本塁打>
4本塁打:岡本和真(巨)
<最多打点>
11打点:岡本和真(巨)
<最多盗塁>
2盗塁:鈴木誠也(広)、近本光司(神)
<打率5傑(規定打席以上)>
1 エスコバー(ヤ).590
2 堂林翔太(広).480
2 西川龍馬(広).480
4 糸原健斗(神).476
5 村上宗隆(ヤ).455
<RC(打撃総合指標)5傑>
1 堂林翔太(広)8.78
2 エスコバー(ヤ)8.28
3 西川龍馬(広)7.49
4 ビシエド(中)6.83
5 サンズ(神)6.76
ヤクルトのアルシデス・エスコバーが22打数13安打の大当たり。MLBでゴールドグラブ賞を受賞した守備の名手だが打撃は注目されていなかった。ヤクルトでも下位を打っているが、突如開花した。なお前述の通り、堂林は前週に続き好調を維持。巨人の岡本はこの週5安打だがそのうち4本が本塁打だった。
菅野、戸郷、サンチェスが安定。
○投手成績
<最多勝利>
1勝:西勇輝・青柳晃洋・秋山拓巳・岩崎優・能見篤史(神)、サンチェス・戸郷翔征・メルセデス・今村信貴・菅野智之・大竹寛(巨)、大貫晋一(De)、大瀬良大地(広)、小川泰弘・マクガフ(ヤ)、松葉貴大・岡野祐一郎(中)
<最多セーブ>
3セーブ:スアレス(神)
<最多ホールド>
2ホールド:岩崎優・馬場皐輔(神)、梅野雄吾(ヤ)
<最多奪三振>
9奪三振:サンチェス(巨)、今永昇太・濱口遥大(De)
<防御率(規定投球回数以上)5傑>
1 戸郷翔征(巨)0.00
2 サンチェス(巨)1.13
2 大貫晋一(De)1.13
4 青柳晃洋(神)1.29
5 大野雄大(中)2.97
<PR(投手総合指標)上位>
1 戸郷翔征(巨)2.79
2 サンチェス(巨)2.72
2 大貫晋一(De)2.72
4 岡田俊哉(中)2.48
5 菅野智之(巨)2.32
5 岡野祐一郎(中)2.32
阪神は藤川球児の離脱に伴ってクローザーになったスアレスが3セーブ。岩崎と馬場もホールドを積み重ねるなど、救援陣の復活が好調の一因となっている。
巨人はエース菅野に加え、戸郷、サンチェスと先発陣が安定している。