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藤井聡太棋聖、今日が誕生日。17歳最後は
“ストイックランナー”の若手強豪に快勝。 

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photograph by日本将棋連盟

posted2020/07/19 14:55

藤井聡太棋聖、今日が誕生日。17歳最後は“ストイックランナー”の若手強豪に快勝。<Number Web> photograph by 日本将棋連盟

藤井聡太棋聖(撮影別日)

 本日7月19日、藤井聡太棋聖は誕生日を迎え18歳となった。

 昨日は棋聖になって最初であり、17歳として最後の対局を行っている。

 第41回将棋日本シリーズJTプロ公式戦1回戦で菅井竜也八段に勝利した。

 対局は先手・藤井棋聖が居飛車、後手・菅井八段が振り飛車の対抗形となり、両者とも王将を穴熊に囲う「相穴熊」戦となったが、藤井棋聖が後手玉をうまく攻略し、快勝した。藤井棋聖は2回戦で豊島将之竜王・名人と戦う。

 敗れた菅井八段は28歳。すでに順位戦で名人への挑戦権を争う「A級」に所属している強豪だ。2017年には当時の羽生善治王位に挑戦し、4勝1敗で見事に王位を獲得。平成生まれの棋士として初のタイトルホルダーとなっている。

 将棋のために、ほぼ毎日、ストイックに激しいランニングを行なっていることでも知られる。

 菅井八段はランニングについて、こう語っている。

<45分間走った後、最後の5分は、ほぼ全速力で追い込みます。だいたいランニングの最中でも、将棋の局面や次の対戦相手のことを考えていますけど、この5分間だけは吹っ飛んでます。まあ、キツくて(笑)。毎日この5分はイヤですね>(Number Web「将棋は5歳、ランニングは4歳から。ほぼ毎日走る信念の棋士、菅井竜也」より)

 嫌なのになぜ続けるのか。

<苦手なことやイヤなことを1日1回、クリアしたいんです。人間と人間の勝負ですから、あきらめないとか、辛抱強く耐えるとか、そういう要素が将棋には必要だと思います>(同前)

 タイトルホルダーとなったことで、今後はこうしたツワモノとの対局がより増えていく藤井棋聖。どのような名勝負を見せてくれるか楽しみだ。

 ちなみに藤井棋聖も中学時代に「50m  6秒8」を記録した俊足として知られる。

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