畠山紗英の名言
子供のころから、怖いと思ったことはない。
畠山紗英(自転車)
2020/06/16
“自転車の格闘技”と呼ばれるBMXレース。東京五輪代表に内定していた畠山は、楽しそうに競技との出会いを振り返った。初めて乗ったのはなんと2歳半。兄たちと切磋琢磨するうちに、男子並みと言われる加速力あるジャンプなどのスキルを身につけ、10歳の時には年齢別世界選手権で初優勝。以降、トップランカーとして活躍を続け、昨年9月のW杯で日本人初の決勝進出を成し遂げた。一昨年から、活動の拠点をスイスに置き、筋力トレーニングをこなしながら週に3~4回はコースを走る生活を送っているという。「五輪に出ることと、レインボージャージを着る(世界選手権で優勝する)ことがずっと夢」。恐れを知らない21歳は、今日も笑顔でコースに出かけているのだろう。
Number1003号(2020/05/21)