慈善活動のリーダーとしてのゴルフ。

　ニュージャージー州では、ゴルフ場と病院が「縁組み」をして、ゴルフ場が病院のニーズに沿って支援をするというユニークな活動が行われている。

　それを知ったフロリダ州南部のゴルフ場も、「素晴らしい取り組みだ」と絶賛し、地域の病院との縁組み活動を開始。南フロリダPGAのエグゼクティブ・ディレクター、ジョフ・ロフステッド氏も即賛成した。

「ゴルフは常にフィランスロピーのリーダーであるべきだ」

　今では、フロリダ州内の20以上のゴルフ場と病院がそれぞれ縁組みをしている。セント・アンドリュースCCはボカ・ラトン地域病院に4000ドルを寄付。グレンイーグルCCはデル・レイ・メディカルセンターへランチボックス150食とギフトカードを贈った。

　そんなふうにゴルフ場が病院と「家族」になって、医療従事者を激励したり、思い思いの支援を行なったり。

　世の中に「ゴルフ」が存在していること、そういう「心優しいゴルフ」が存在していることを、今ほど嬉しく感じたことはない。