SCORE CARDBACK NUMBER

NBAのスーパースターも注目。
規格外の“新人女王”サブリナ。

posted2020/05/12 18:00

 
NBAのスーパースターも注目。規格外の“新人女王”サブリナ。<Number Web> photograph by Getty Images

ポイントガードのユネスクは大学4年時に平均17.5得点、8.6リバウンド、NCAA1位となる9.1アシストを記録。

text by

宮地陽子

宮地陽子Yoko Miyaji

PROFILE

photograph by

Getty Images

 時代を変える逸材がWNBAに加わった。オレゴン大のサブリナ・ユネスクのことだ。4月17日に行われたWNBAドラフトでニューヨーク・リバティに全体1位で指名された。オールラウンド型のポイントガードで、NCAA史上で初めて通算2000得点、1000アシスト、1000リバウンドを達成。その人気は性別や年齢を超え、レブロン・ジェームズに“クイーン・サブリナ”と呼ばれ、故コービー・ブライアントからは試合を操る人形師のようだと“ゼペット”のあだ名を与えられるなど、NBAのスーパースターたちも注目する。

 これも運命なのか、ユネスクが生まれた1997年は、ちょうどWNBAがスタートを切った年だった。幼い頃から双子の弟と共にバスケに夢中で、7歳の頃には2人で組んで、近所のコートで誰かれとなく勝負を挑み、大好きだったフローズンドリンクを勝ち取ったという逸話もある。12歳で「WNBA選手になる」と将来設計を語り、その夢に向けての努力を惜しまなかった。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 492文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

サブリナ・ユネスク

バスケットボールの前後の記事

ページトップ